推理好きな素人にクォン・サンウ、刑事役にソン・ドンイルが主演しているこの作品。
続編も韓国では今年6月に公開され、勢いに乗っている映画です。
推理好きと刑事だという設定で、ハードボイルドかと思いきや、コメディ色の強い笑える作品になっています。
ソン・ドンイルが主演というだけで、否応でも笑いに期待ができてしまいますよね。
『探偵なふたり』あらすじ
国内最大級の未解決殺人事件サイトを運営し、プロファイリング同好会の会長を務め、”シャーロック・ホームズ”級の推理力と洞察力を持つカン・デマン(クォン・サンウ)。
しかし、凄腕探偵と思いきや、実は恐妻家の”まんが喫茶”のしがない店長。
仕事をサボって警察署に顔を出し捜査に干渉するのが趣味で、かつては“広域捜査隊の人喰いザメ”と恐れられ、現在では一介の刑事として左遷されたノ・テス(ソン・ドンイル)とは犬猿の仲だ。
そんなある日、デマンの友人である刑事が殺人容疑で逮捕される。
デマンとテスはこの事件に隠された陰謀を察知する。
警察は事件解決と判断する中、真犯人を見つけるため仕方なくふたりは手を組み、ぶつかりながらも捜査を進めるふたり。
しかし、彼らの前に新たな殺人事件が起こってしまう-飛騨高山映画祭サイトより引用
『探偵なふたり』感想
この映画作品は本当に笑える部分が多くあります。
●事件現場の黄色いテープをかっこよくまたごうとするノ・テス刑事と、それを邪魔するかのようにテープを持ち上げ潜って通るカン・デマン。
●ノ刑事のトレンチコートに憧れて、次の日に同じ色で同じような長めの丈のコートを着てくるデマン。笑。でもそのコートはレインコートだとノ刑事に指摘される。笑笑。
●子連れで捜査にやってきたデマンを見て、男が家事を手伝うなんて情けないと言っていたノ刑事。でも実は、ノ刑事も家に帰ると奥さんの尻に敷かれていたんです。そしてそれを知った時のデマンのニヒルな笑み!最高です。
出典:https://vitalitydeikou.com/asian-movie-the-accidental-detective/
ただ、笑えるだけではなく、殺人事件もあり、真面目なシーンもあります。
推理のデマンと狂犬刑事テスは無事事件を解決できるのか?
真相に近づきそうで離れる一進一退の捜査はやがて、驚きの結末へと向かいます━━。
二人の推理は拮抗し、お互いにどちらが正しいのかと揉めますが、正解は両方だから、この二人、心の底から協力する気になればさっさと事件解決できるのでは?とちょっとイラッとしました。
2人とも捜査は間違っていない、ただお互いの推理を否定するから、問題が複雑になるのです。
また、そのやりとりは面白くていいのですが、本当に解決したいなら、お互いの意見を尊重して考えることが大事なことだなと、人間関係について考えることができました。
『探偵なふたり』キャスト
- クォン・サンウ
役では、嫁には怒られ・警察からは疎まれる”推理オタク”でイクメンという新しいキャラ設定に挑戦しています。 - ソン・ドンイル
サンウとの絶妙な掛け合いが、名コンビ!と評判になりました。 - ソ・ヨンヒ
- パク・ヘジュン
『探偵なふたり』見どころ
友人の冤罪を晴らす為に躍起になるも、結局刑事になれなかった男カン・デマンと、自身の辞職を迫られて一泡吹かせてやると張り切る現職刑事ノ・テス。
二人の犬猿の仲から結成された凸凹コンビが見ものです。
しがない漫画喫茶の店長で、常に妻に頭の上がらないデマン(クォン・サンウ)と、崖っぷちの刑事テス(ソン・ドンイル)のやりとりには笑いの神風が舞いおります。
普段とは真逆を演じるクォン・サンウ
今までクォン・サンウの演じた役柄はニヒルな刑事が多かったのですが、今回は刑事ではなく、推理ヲタクの漫画喫茶の店長です。
もう、『美しき野獣』『宿命』のイメージが崩れ落ちます。
最近のドラマ『推理の女王』でも、チェ・ガンヒが推理好きの主婦を演じ、クォン・サンウが刑事として邪険に現場から追い出します。
しかし、主婦のその推理に見惚れてコンビを結成するものでした。
その刑事役をしてきたクォン・サンウがただの推理ヲタクの素人として現場に押し掛けるという真逆を演じることが笑えます。
国内最大級の未解決殺人事件サイトを運営し、プロファイリング同好会の会長を務め、"シャーロック・ホームズ"級の推理力と洞察力を持つデマン。
しかし、実は"まんが喫茶"のしがない店長で、しかも赤ん坊の世話で推理に集中できない日々を送る恐妻家です。
それでも共働きの妻の目を盗み、仕事をサボっては警察署に顔を出し捜査に干渉するという、刑事からは疎ましがられることこの上ない役柄です。
"狂犬刑事"にはソン・ドンイル
韓国ドラマを観ていれば、彼の顔には見覚えがあると思います。
ソン・ドンイルはコメディからシリアスまで幅広い役柄をこなす実力派ベテラン俳優です。
この彼が刑事役で、しかも狂犬刑事なのですから、迫力が違います。
かつては"広域捜査隊の人喰いザメ"と恐れられていましたが、現在では一介の刑事として左遷されたのです。
ヤクザまがいの低い怒鳴り声や、時折見せる意味ありげな笑顔が怖くてたまりません。
しかし、おちゃめな面もあり、怖い刑事だとしても憎めないというキャラクターは彼ならではだと思います。
凸凹コンビのちぐはぐさ
嫌々ながらコンビを組む二人。
2人が会話をすればかみ合わず、言動がいちいちずれています。
しかし、全く合わないというわけではなく、このずれが観る方からすると笑いのバランスがとてもよいのです。
お互いに恐妻家という共通点が吸引力のように二人の溝を補っているような場面がまた笑えます。
『探偵なふたり』続編も!
続編として『探偵なふたり:リターンズ』が韓国で公開され、今度はふたりから3人にメンバーが増えました。
メンサ会員(全人口の内上位2%のIQの持ち主だけが入れる国際グループ)でありながらサイバー興信所を運営している役柄でイ・グァンスが加わり、“トリプルコンビ”として事件解決に奮闘するようです。
続編の日本公開はあるのかないのかわかりませんが、1作目でこれだけ面白かったのですから、続編も期待できますね。
待てないという方には、続編の予告を用意しましたので、お楽しみください。
『探偵なふたり』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法
『探偵なふたり』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法はこちらのページで詳しく解説しています。
探偵なふたり|日本語字幕フル動画を今すぐ安全に無料視聴する方法《韓国映画》感想・見どころも
https://ameblo.jp/sangpo-net/entry-12105049203.htmlより引用 推理好きな素人にクォン・サンウ、刑事役にソン・ドンイルが主演しているこの作品。 続編も韓 ...
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