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韓国映画

怪しい彼女|韓国映画シムウンギョン主演!感想キャスト相関図|2016日本で多部未華子主演リメイク版、2018ハリウッドでのリメイクも?!

2014年に韓国で映画がシム・ウンギョン主演で公開されて大反響を呼び、日本でもリメイク版が2016年に多部未華子主演で公開され、中国やベトナムでもリメイクされてヒットしました。

他にもアジア諸国でリメイクの予定があり、なんと2018年にはハリウッドでのリメイクも予定されていると大手映画会社のCJエンタテインメントから発表されました。

シム・ウンギョンは『サニー永遠の仲間たち』でも主演で大ヒットさせ、今回の映画でも口コミやSNSで注目されました。

最近では『サニー』も日本でリメイクされたほど韓国映画のラブコメ女優として活躍しています。

70歳の気持ちのままで20歳にいきなり若返ってしまった「毒舌おばあさんの青春」をシム・ウンギョンがキュートに演じる姿に涙と笑いが止まらない、最高のエンターテイメント作品です。

(画像はhttps://www.nemopan.com/talkmoviefree/7885411より引用)

『怪しい彼女』あらすじ

70歳のマルスン(ナ・ムニ)は、向かうところ敵なしの口の悪さと頑固さで近所でも有名なおばあさんだった。国立大教授に出世した一人息子(ソン・ドンイル)を女手一つで育て上げたものの、アクの強い性格が災いし最近は嫁にも煙たがられる始末。ある日、彼女が写真館で遺影のつもりで写真を撮ると、不思議なことに20歳のころの自分(シム・ウンギョン)に戻っていた。

yahoo映画より引用

 

『怪しい彼女』見どころ

http://magazine2.movie.daum.net/movie/8135より引用

老人カフェで働くオ・マルスン(ナ・ムニ)は大学教授の息子が自慢の辛辣な「毒舌」の持ち主です。

カフェに来る年下女性と毎度喧嘩をしては「古希(70歳)もまだのくせに」と言っては掴み合いの喧嘩ばかりしています。

昔は良家の子女であったマルスンの家の使用人だったパク氏(パク・イナン)は昔からの癖が抜けず「お嬢さん」と呼んで彼女をいろいろと助けてあげますが、パク氏に感謝もしません。

家では自慢の息子の嫁には主婦なのに何一つまともにできないと罵り、いつまでもバンド活動を止めない弟孫のジハ(B1A4:ジニョン)に小遣いをやって可愛がり、すべての責任を嫁に押し付けます

嫁はじっと黙ってマルスンの言葉に従っていたものの、我慢の限界で心臓病で倒れてしまいます

母の安静のためにマルスンを引き離せようとニートの姉孫であるハナ(キム・スルギ)は祖母譲りの毒舌で老人施設の入居をマルスンの前で言い放ちます。

孫からは老人施設を勧められ、入院した嫁には病室から出て行けと言われ、挙句には老人カフェに来た客は昔からマルスンに恨みを持っていて罵られ、孫のジハとの食事の約束のために行く当てもなく道を歩いています。

今のマルスンの頭にはドイツ炭鉱に出稼ぎに行って夫を亡くしてから、1人で乳飲み子を抱えた酷い時代の想い出が蘇ってきます。

そんな時に目を上げると、一縷の望みのように輝いた明かりを灯した写真館が目に入ってきました。

写真館にはオードリー・ヘップバーンの写真が飾られていて、自分の憧れた彼女の写真に見惚れて、自分が生きてきた証拠である遺影を撮ろうとその場所へ誘われるように入っていきます━━「青春写真館」へと。

 

20歳の老女

https://m.post.naver.com/viewer/より引用

写真館の主人は50歳若返らせてあげると言って写真を撮ってくれましたが、そんなものは信じていません。

ジハとの食事のためにバスに乗り込むと今時の若者が自分に話しかけてきて若者に向かっていつものように毒舌を吐きますが、そこでふと彼のサングラスに映った自分の姿に一番仰天したのはマルスンです。

バスの夜間の反射するガラスに映った自分を見てもそれは信じられない奇跡の姿でした。

本当に自分が二十歳の見た目になっていたのです

こんな姿でジハと会えるはずもなく、マルスンは孫との食事を諦めてサウナに泊まりますが、そこで自分の体がどこも痛みがなく、本当に若返ったのだと気付いて元気に大車輪をしてサウナ中を転げまわります。

若くなっても行き場のないマルスンは、サウナで夜を明かしているうちに老人女性たちがみんな同じようなパーマをしていて「ブロッコリーの大群」だと感じたものの、若くはなっても自分の髪型も同じようなパーマだということに怖気を覚えて美容室に飛び込みます。

オードーリー・ヘップバーンを真似た髪型にして、ATMから自分の預金を下ろして服や下着もオシャレな物を買いまくり、今まで味わえなかった贅沢を存分に謳歌します。

毒舌のため友達がいないマルスンはパク氏が昔下宿をしていたことを思い出し、名前もオ・ドゥリと偽り彼の家に下宿することにしますが、彼の自宅でニート生活を貪る娘からは怪しい女性だと疑われます。

ただでさえマルスンに対する忠誠心の強いパク氏なのに、若い娘にほだされて自分の家を失ってしまわないかと、財産の心配をしてニートの娘は2人の仲を怪しみます。

マルスンは誘拐されたと家族や近所は思っており、本人以外は必死にマルスンを探しますが、本人は老人カフェに行ってカラオケで歌を披露して大満足です。

そんな時たまたまカフェに来ていた音楽番組のプロデューサーのスンウ(イ・ジヌク)と孫のジハは彼女の歌声の素晴らしさに感銘を受けます。

 

昔夢見た歌手の道へ

https://blog.cj.net/1912より引用

もともとスンウは現在の歌手には満足できずに「もっと心に響く歌声」のシンガーを探していました。

老人カフェでたまたま聞いたドゥリの歌声はスンウが求めていたものでした。

そして孫のジハもまたボーカルのいなくなった自身のバンドのボーカルを探していて、ドゥリの才能を自分たちにも分けて欲しいと願うようになります。

http://www.breaknews.com/301372より引用

ジハはドゥリをお酒に誘ってバンドのボーカルを頼み込もうとしますが、ドゥリからすれば亡くなった夫に瓜二つのジハが自分をお酒でなんとかしようとしていると勘違いします。

「お酒を飲まなきゃお前の父親は生まれなかった」

「その目で言ったんだよ・・一緒に暮らそうと」

と昔の夫との間にあった出来事を逐一思い出しては酔った孫を見つめるドゥリですが、とうとう孫が言ってはいけない禁断の言葉だと勘違いして耳を塞ごうとしますが、ジハの言葉の意味を知り快諾します。

昔歌うことが好きだった時代には歌手夢見ていたこともあったからです。

ジハたちのバンドの歌には魂がないとメタルバンドを止めさせて、誰もの心に響く曲を作るようにドゥリは叱咤激励してバンドの方向性を変えさせ、老若男女が気に入るような曲作りをさせていきます

 

青春をもう一度!!

https://www.youtube.com/watch?v=BksMnBJP2LYより引用

夢見ていた歌手になり、プロデューサーのスンウとも手を組んで新しいバンドとして売り出す予定ですが、ドゥリは昔の歌謡曲を歌うと自然に自分が苦しかった時代を想い出してしまい、涙が溢れます。

愛した夫がドイツ炭鉱へと出稼ぎに行く姿、死亡通知が届いた時の悲しみ、乳飲み子を抱えて1人でドジョウ鍋屋を営んでも自分の口に入るのは残飯のような残り物の野菜、大事な息子は病弱で、自分を投げ出しても子供を先に考えるしかない貧しい食うや食わずの生活。

自分の70年の人生を振り返ると自然と涙が出てきます。

https://m.blog.naver.com/より引用

時代のせいとはいえ、駆け落ち同然に結婚した父親のいない子供を育てる苦労は彼女を毒舌の嫌味な老人へと変えてしまいました。

そして、今50年ぶりに若返ってあの時にはできなかった輝かしい人生を送ってる現在が輝いていて手放したくないと願います。

苦労した年月の分の輝きをありがたく取り戻そうと躍起になります。

http://www.greenpostkorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=35702より引用

恋もしたいと多くを望むようになります。

自分の苦労した時間を取り戻すべく、ドゥリは好意を寄せてくれるスンウとの距離を近付けていきます。

今では歌手として輝き、昔の美貌を取り戻したドゥリには怖いものはありません。

最終的に心ときめくようなスンウとの恋をしたいと願うようになりますが、そこは運命のいたずらかあるいは禍福はあざなえる縄と言うべきか、ジハが交通事故で入院を余儀なくされます━━。

 

『怪しい彼女』キャスト相関図

『怪しい彼女』キャスト相関図

http://ayakano-movie.comより引用

 

『怪しい彼女』感想

https://doomoks.tistory.com/290より引用

何と言ってもシム・ウンギョンのおばさん口調と身振り手振りが可愛いです。

年齢は見た目だけで、基本的に女性というのは変わらないものだと思いした。

マルスンは若返ったからオードリーのようになりたいとお洒落を楽しみましたが、年齢を重ねて行っても素敵でお洒落な方はたくさんいらっしゃいます。

マルスンは戦後という時代の荒波にのまれて揉まれて、駆け落ちをした結果からの若返ったお洒落だから、できないことができたという喜びは一入だったでしょう。

つましく生きてきたマルスンは一足29,000ウォンの靴にも手が出せませんでしたが、若返ると簡単に購入してしまいます。

人間は気分の浮き沈みによって購買意欲が変わるものですから、うきうきしたドゥリとなったマルスンには普段の贅沢な買い物も新しい世界の幕開けだったのでしょう。

今の若者なら掴もうと思えば掴める夢をすべて子育てに費やし、自分で立派に子供を育てたと言い張るマルスンには何よりも手が届かなかった希望です。

自分自身に対しては後悔ばかりだった人生をこの時期に50歳巻き戻して一発逆転をかけた発想と勇気で乗り越えたマルスンは称賛に値するのではないでしょうか?!

できないと諦めるのではなく、できないことはないとぶつかって行く勇気が必要です。

そして、マルスンは一番の勇気を孫のジハに使いました

自分の若さを捨てて、将来ある孫のためにすべてをなげうったのです。

若さも歌手も、スンウへの燃えるような恋心さえも━━。

 

ジハを助ける決断

https://m.post.naver.com/viewerより引用

フェスの会場でなかなか来ないバンドリーダーのジハを待っていたドゥリとメンバーですが、ジハの事故を知り参加中止をスンウは決断しますが、ドゥリは拒みます。

━━この曲はジハが作った曲だから、絶対歌いたいと。

ジハを心配しながらもドゥリは曲を心の底から歌い上げ、終わるや否や病院に駆け込みます。

病院では血液が不足していて、家族の中でもジハと同じ血液のRHマイナスを持つのはドゥリしかいません。

唯一ドゥリの正体を知っていて、血を抜けば若さを保てないことを知っているパク氏は輸血を止めるように彼女を説得します。

これからの歌手としての成功と恋に瞳を輝かせていた彼女のためでしたが、ずっと70年自分を家族の犠牲にして生きてきたマルスクには到底受け入れられませんでした。

息子のヒョンチョル(ソン・ドンイル)も母の若い頃の写真がドゥリと同じなのを見てドゥリの正体に気付きました。

もう苦労しなくていい、自分の息子は自分で助けるから、今までのような残り物の野菜を食べる人生よりももっと幸せな人生を歩んでほしいと言いますが、これも受け入れません。

彼女は家族のためにずっと生きてきたのです。

そしてこれからも家族のために生きるでしょう。

これは神様から与えてくれた暮れる人生の中でのプレゼントだったのだと孫に輸血する決意を固め、息子には生まれ変わってもどんなことがあってもお前の母親になるからと、愛情を込めて息子を抱きしめます。

ジハは輸血のおかげで一命を取り留め、一年後には人気バンドとなってコンサートをしています。

ボーカルは孫娘のハナで、盛況です。

会場で応援しているのはマルスンと息子夫妻ですが、以前のような関係ではなくなっています。

以前はマルスンに遠慮ばかりしていた嫁ですが、今は言い返すこともできるようになり「なんだい、50歳でその態度ならあんたが60歳には私の友達になる気かい?!」「そこまで生きるつもりですか?!」などと憎まれ口の応酬ができるようになっています。

自分の歌の才能は孫二人に受け継がれたんだ、感謝しとくれなどと未だに毒舌の達者なマルスンです。

会場でマルスンはスンウを見かけますが、彼はもう過去の憧れの人です。

彼が好きだったのはドゥリでありマルスンではありませんが、最後の別れの瞬間にもらった髪飾りを未だに頭に付けているのは、彼女が本気でスンウを愛した証でしょう。

きっと、スンウも彼女の雰囲気でドゥリだと気付いたのだと思いたいですね。

50歳の時を超えた若さは彼女の人生観を広めて、性格をも変えたようです。

そして、神様は気まぐれなプレゼントが大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=QLFx9eB0feMより引用

パク氏も自分が憧れだったジェームス・ディーンの写真に導かれるように「青春写真館」の門を開け、50歳若返ってしまいます。

最後の最期でカメオとしてキム・スヒョンが若返ったパク氏として出るので気を抜けませんよ。

 

『怪しい彼女』まとめ

http://www.iworldtoday.com/news/articleView.html?idxno=35343より引用

人間は誰しも年を取るものです。

マルスンの息子のヒョンチョルは大学で老人問題について教鞭をとっていますが、生徒からの老人へのイメージは惨憺たるものでした。

教授が他人ごとではないと言っても、自分は老いるまで生きたくないから30までに死ぬという生徒もいました。

そう思いながら人間は年老いるのだと思います。

誰しも自分が老いた姿など想像しなかったでしょう。

しかし、老いは時間の経過と共に必ずやってくる避けられないものです。

マルスンは時代というものもあり、避けられない後悔する人生を「立派な子育て」の言い訳にしてきたように思います。

子供を育てるのは大変なことですが、それだけに人生を賭けていれば自分の過去を悔やむばかりです。

多少無理をしてでも、若いうちは後悔しないように自分の人生を楽しみ、歳をとれば穏やかな人間関係を築いてゆっくりとお喋りでもしながら暮らすのが一番ではないでしょうか?!

後悔しても時間は戻りませんし、こんな神様からのプレゼントなんて映画だけです。

実際に若くなってまた老いれば、消えた痛みが前よりひどく感じるようになるかもしれません。

なら、できる時には精いっぱい楽しんで、生きることを謳歌して悔いのない人生を終え、穏やかな遺影と思い出を残せばいいと思います。

観ている分には毒舌老人の方が面白いですが、人生楽しく生きるなら、嫌われ者にはなりたくないですからね。


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