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韓国映画

花、香る歌|スジ&リュスンリョン&キムナムギル主演!感想・あらすじ・見どころ

missA スジ、リュ・スンリョン、キム・ナムギルが豪華共演した映画です。

伝統的民俗芸能「パンソリ」の歌い手の実話に基づく話を映像化しました。

「パンソリ」が男性しかできない民俗芸能であった時代に、師匠の歌に感動した少女が、この伝統芸能の歌い手となるべく果敢に成長していく様を描いています。

韓国の美しい自然はシネマスコープで映し出され、叙情詩のような映画をさらに美しく染め上げています。

総勢700人ものエキストラを使った、後半からラストへかけての、王宮である景福宮の宴でヒロインが歌い上げるシーンは圧巻です。

「パンソリ」は2008年ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

『花、香る歌』あらすじ

朝鮮時代末期。母を亡くした少女チェソン(ペ・スジ)は、偶然にも耳にした【パンソリ】で唄われていた悲運なヒロインに自らの人生を重ねて感銘し、唄い手になることを決意する。当時は女性が【パンソリ】を唄うことは固く禁じられていたが、あきらめきれないチェソンは性別を偽り、大家ジェヒョ(ソン・セビョク)のもとで修業を積む。ある日、時の権力者・興宣大院君が主催した宴に危険を冒して臨むのだが…。最後まで夢を信じる少女と、命がけで支え【パンソリ】の全てと愛について教えた師匠。そして、ふたりの運命を握る絶対的な権力者。知られざる実話が、いま美しく
スクリーンに花開く―ー。

公式サイトより引用

 

『花、香る歌』見どころ

https://ameblo.jp/84-85/entry-12162100986.htmlより引用

韓国で初めて女性として「パンソリ」の歌い手になったチェソン(スジ)は、幼い頃母を亡くし、妓楼で育ちます。

ある日、「パンソリ」の歌の歌詞を自分の境遇と重ねて感動し、女性でありながらも試行錯誤しながら、当時男性にしか認められていなかった歌い手を目指します。

パンソリ(판소리)は、朝鮮の伝統的民俗芸能。19世紀に朝鮮で人気のあった音楽であり、口承文芸のひとつである。1人の歌い手(ソリックン 소리꾼)とプク(太鼓)の奏者(鼓手 コス 고수)によって奏でられる物語性のある歌と打楽器の演奏である。パンソリのパン(판)は、多くの人々が集まる場所を意味し、ソリ(소리)は音を意味する。

ウィキペディアより

スジの歌に圧倒

https://ameblo.jp/84-85/entry-12162100986.htmlより引用

なんと言っても、チャソンの歌に圧倒されます。

師匠を助けるために、宮廷に潜り込み、時の権力者である興宣大院君(フンソンテウォングン)の前で歌を披露するのですが、その気迫に満ちた歌声には、師匠を助けたいという気持ちに満ちています。

その後興宣大院君から、勝負を持ちかけられます。

「師匠を助けてもいいが、景福宮の再建に伴う宴で優勝したら、助ける。さもなくば2人とも打ち首に処す!!」

と。

景福宮の宴で池に浮かべた船の上、大勢の前で歌を披露しますが、チャソンは緊張の為か声が出ません。

それを一緒の船に乗り太鼓を叩く師匠のジェヒョ(リュ・スンリョン)は、励ますように即席の歌を歌いだします。

その励ましに勇気をもらったチャソンは、扇を広げ師匠の歌に応えるように堂々と歌い始めます。

固唾をのんで見守っていた宴の参加者や見物人たちも、その生き生きとした歌声につられて皆明るい表情で歌に聞きほれます。

堂々と歌い始めたチャソンを演じるスジの歌声は圧巻です。

そして高らかに歌い上げる彼女に、師匠が「美しい」と呟いた瞬間、彼からは弟子ではなく、女性として、彼女を見たように思います。

日本では絶対に聞けないような複雑なリズムと言葉の回し方と発声で、聞く者を圧倒します。

アイドルグループの一員でありながら、この歌唱力は、日本では絶対にありえません。

韓国の実力社会で勝ち抜いたスジの歌唱力の凄さを世間に知らしめたことでしょう。

女性がパンソリになるために

https://ameblo.jp/kzk0127/entry-12168907035.htmlより引用

チャソンはパンソリになるためにジェヒョの開設したパンソリ養成所を覗いては、訓練を覗き見し、独自に訓練を続けていました。

自分は女性なので、決して養成所にも入れず、歌い手になれないのは分かっているものの、歌いたいという情熱は募るばかりでした。

どんなに頑張っても、女として生まれてきたからには、パンソリの歌い手にはなれない、わかっていても諦めきれず、師匠の後をついてジェヒョの歌声を聴き、感想を言ってみたりしていました。

しかし、ジェヒョもチャソンの歌の意味の感じ取り方の深さに内心驚かされています。

どうしても養成所に入りたかったチャソンは男装して養成所の試験に合格し、入所に成功しますが、師匠の向上心のかけらもない怠慢な姿を目の当たりにし、憤慨します。

その頃、景福宮の再建に伴う宴を行い、芸能の大会を催すというお触れを興宣大院君が出し、養成所は活気づきます。

今のままではいけないと、新しい芸を披露しようと大会の予選に臨みますが、あろうことか、チャソンが女だとばれてしまい、予選落ちです。

養成所の皆は、掟を破ったことで養成所がなくなると悲嘆にくれ、師匠も激しい刑罰を与えられます。

しかし、チャソンの実力を信じ、披露したかった師匠ジェヒョは、昔語り合ったことのある興宣大院君に新しい歌を作って、お願いに伺うことになりますが、捕えられてしまいます。

 

『花、香る歌』感想

https://ameblo.jp/keitadj/entry-12269161593.htmlより引用

最初のチャソンが幼い頃、母に手を引かれる雪景色と、ラストのチャソンがジェヒョに会いに行く雪景色が視覚的に印象に強い、儚さを与えます。

どちらも一面の雪景色なのに、幼い時の絶望感漂う雪景色と、ラストの希望を辿って歩く雪景色は対照的です。

興宣大院君の冷酷さ

http://www.whitepaper.co.kr/news/articleView.html?idxno=53239より引用

最初は酒を酌み交わし、ジェヒョと語り明かした興宣大院君は素敵でした。

自分は根無し草のような身分だと語っていたのに、ジェヒョに王族と気付かれ、あなたのような方がこの国には必要だと進言されると、目の奥に光が宿ったように思います。

それからしばらくして、自分の子を王位につけ、自分は摂政として興宣大院君となるのですが、その政治は庶民からは批判されていましたが、朝鮮に多大な影響を与えた人物です。

特にキリスト教の弾圧には力を入れていました。

興宣大院君にの座に就くと、ジェヒョと酒を挟んだ人物が別人だったように、冷酷になります。

その興宣大院君を演じたのが、キム・ナムギルです。

興宣大院君は、朝鮮王朝末期に、王位を狙わぬように排除され貧乏生活と放浪をして生き延び、ついに息子を王位につけ大院君(日本での摂政)に上り詰めました。

いろいろな政策を行い、後世に名を残し、韓国では「大院君」と言えば、この方を指すくらいです。

最期は乙未事変で幽閉され、死去します。

いろいろな政策を行い、キリスト教を弾圧するくらいですから、権力を握ると冷酷非道でなければ、その地位は守れなかったのでしょう。

だからと言って、弟子を宴の大会に出してくれと言われ、昔の話を引用したうえで、ジェヒョをキリスト教徒扱いし、打ち首を前提に投獄します。

あまりにも、無慈悲な仕打ちですが、その冷たい視線のキム・ナムギルが似合いすぎていて、本当に彼の残酷さの演技に恐れを感じて、背筋が寒くなりました。

師匠と弟子の別れ

https://www.amazon.co.jp/%E8%8A%B1%E3%80%81%E9%A6%99%E3%82%8B%E6%AD%8C-DVD-%E3%82%B9%E3%82%B8/dp/B01LTHLP4Cより引用

大会で優勝し、養成所の皆には豪勢な料理がふるまわれますが、実はこれからチャソンには予想もつかない辛い運命が待っていたのです。

弟子の皆と、そして師匠との別れです。

興宣大院君がチャソンを気に入り、そばに置こうとします。

ジェヒョは、彼女がこれから花咲く蕾であるから、蕾が咲いた芳しい香りをぜひ世に出したいという言葉で、彼女を手放したくない旨を切々と訴えます。

これは、歌い手として彼女を世に広めてあげたいという師匠の想いと、女性として美しくなっていくチャソンを手元に置いておきたいという、秘かな恋心もあったのだと思います。

しかし、根無し草のように追われていた男が権力を手に入れたのです。

自分の欲しいものは何でも手に入れるようになった、冷酷で貪欲な興宣大院君は聞き入れる耳などもっていません。

チャソンは王宮の籠の鳥のような生活を送るようになります。

ジェヒョは解放され、宮廷から位が与えられ、最初に興宣大院君に話したような立身出世は手に入れることができますが、肝心のチャソンがいないままでは、生きている屍のようなものです。

映画では詳しく書かれていないのですが、興宣大院君は彼女に武芸を披露させるためではなく、愛妾にするために宮廷に残したのです(ジェヒョが訴える場面で大院君がそれっぽい言葉を語っています)。

作中で彼女はパンソリの歌に出てくる女性に自分を重ね、誰のものにもならない、遠くにいるあなたを慕い続けていますと決心します。

それでも王宮にいるからには、愛妾は逃れられない運命です。

実際にそんなシーンは一切なく、気高く振る舞うのですが、気持ちだけでもそう思おうとする姿が凛としているのに、切なくなってきます。

彼女も師匠としてだけではなく、ジェヒョを愛していたのでしょう。

彼女が心の支えにした歌は、遠く離れた愛する人を監獄の中からであろうとも愛しています、あなただけを愛し続けますという歌なのですから。

6年後、興宣大院君の失墜

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e283708551より引用

それから6年後、興宣大院君の失墜により、彼はチャソンを自由にしてあげます。

ジェヒョの元へ急いで向かうチャソンが雪の中を歩くシーンでは、彼女は笑顔に満ちて光り輝いていました。

嬉しそうに養成所に向かう姿は一幅の絵のように感動的でした。

そして、養成所で6年分年を取ったジェヒョは雪の降る中、ただ、前を見つめています。

ラストは縁側に一人座り、嬉しそうに雪降る中でじっとするチャソンの姿で幕を閉じます。

書物によると、ジェヒョの最期はチャソンが看取ったことができたそうです。

でも、彼女は宮廷を退いてから、行方が分かっていません。

人は時として、史実を美しく書くことがあります。

当時は、こうあって欲しいという願いが紙として残り、後世でその願いが史実になり得ます。

そう思と、彼女の嬉しそうな姿は師匠に会えたからだと願いたいものです。

そう思いたいですね。

また、全体的に冷酷だった興宣大院君は、最初は明るく、最後はいい人(ただの力の抜けた老人だったかも)だったので、人間は完全に悪にはなれないのだと思います。

 

桃李花歌(トゥリファガ)

https://ameblo.jp/pkytu7831/entry-11981765083.htmlより引用

原題は『桃李花歌』で、これはジェヒョがチャソンのために書いた歌詞だそうです。

エンディングの歌詞もこれを踏まえて作られています。

24回目 風が吹き
幾千万の花が咲き
桃の花が可憐で赤く
季( すもも )の花が清らかで白い
見に行こう
見に行こう
桃李の花を見に行こう

出典:https://ameblo.jp/michoncha310/entry-12241482339.html

こう言うと、怒られる方もいらっしゃるかもしれませんが、「スターダストレビュー」の『木蘭の涙』を思い出しませんか?

エンディングの歌詞には明るさがあるものの、映画を観終わった時には、悲哀が強くて悲しい歌詞にしか見えなくて、つい、昔も今も人を恋い慕う気持ちは変わらないのだな、と思ってしまいました。

辛い時だからこそ、明るく気持ちを持っていこうと思っても、心に染みついた悲哀は歌詞にじんわりと宿るものではないかと思ってしまいました。

一緒に居られるだけで、笑っていたチャソンの映画の最後の姿が救いだったように思います。

 

『花、香る歌』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法

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