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韓国映画

観相師|ソンガンホ&チョジョンソク&イジョンソク&イジョンジェ主演!感想と見どころ

http://eiga-suki.blog.jp/archives/kansoushi.htmlより引用

15世紀半ばの朝鮮時代。

顔だけを見て性格や運命、はたまた寿命まで見抜く職業がありました。

それが『観相師』です。

この作品ではこの『観相師』をソン・ガンホが演じ、その義理の弟をチョ・ジョンソク、その息子をイ・ジョンソク、『観相師』が戦うべきクーデターを謀る王の弟をイ・ジョンジェと豪華俳優陣出演の映画です。

朝鮮王朝史上、実際に起こったもっとも凄惨な覇権争いの物語。

人相だけで真相を見抜く、天才的『観相師』は運命を変えることができるのでしょうか━━?

『観相師』あらすじ

「顔」を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜く天才観相師ネギョンは、息子や義理弟と送る貧しい生活から脱する夢を抱き、都の芸妓に招かれて観相業を始めた。その眼力は人々の運勢のみならず、殺人事件の真犯人をも暴くとあって、評判はたちまち宮廷にまで知れ渡る。やがて、“トラ“の異名を持つ優れた高官キム・ジョンソの信頼を得たネギョンは、念願叶って宮中の要職に抜擢される。だが王の弟・首陽大君<スヤンテグン>に“オオカミ”のように冷酷な「逆賊」の相を読み取ったことから、国家の命運と自らの人生を左右する謀反へと巻き込まれていく──。

公式ページより引用

 

『観相師』見どころ

https://twitter.com/hashtag/%E8%A6%B3%E7%9B%B8%E5%B8%ABより引用

2013に韓国で公開され、韓国では910万人以上の興行をおさめた作品です。

ネギョン(ソン・ガンホ)は義理の弟と息子と3人で山の中で筆を作って売りながら細々と生活しています。

ある日、漢陽(ハニャン)で大きな妓楼の女主人ヨノン(キム・ヘス)から、自分の店で観相をしないかと言われるところから話は始まります。

ヨノンの罠にはまったネギョンと弟のペンホン(チョ・ジョンソク)は謝礼として大金をもらい、都に出て一攫千金を手にしようと考えますが、実はそれはヨノンの単純な罠で、ネギョンはただ働きで観相の仕事をするようになるのですが・・。

 

2人のジョンソク

https://www.youtube.com/watch?v=PrNu5KsV-fcより引用

ネギョンの弟ペンホンにミュージカル出身の演技派俳優チョ・ジョンソク、息子のジニョンに若手イケメン実力派俳優イ・ジョンソクが扮しています。

この2人、同じジョンソクでも役柄の性格はとても違い、近親者の役なのに態度や感情がとても違っていて、それぞれがいい味なので、ぜひ見て欲しいです。

ペンホンの口八丁手八丁なおしゃべりに、何事も日和見主義の性格。

なのに、上手い話にはすぐ飛びつくというお調子者を地で行く役柄。

それに比べて、息子のジニョンは父親の観相の仕事を毛嫌いしています。

かつては、自分の家も両班(リャンバン・当時の官僚)だったのに、祖父の失脚により没落した今の暮らしが嫌で、自分も祖父のように仕官したいと願っています。

ヨノンの罠にはまったネギョンとペンホンは、都に出て大金を稼ぎたいと願いますが、生真面目なジニョンに止められるのを危ぶみ、ジニョンが起きる前に漢陽に出発しようとします。

しかし、実際は2人とも翌日寝坊して、ジニョンの方が先に行動を起こしていました。

静かな場所で勉強したいからと、寺に入る覚悟をしたジニョン。

2人はジニョンを丘の上から笑顔で見送り、意気揚々と漢陽に向かいます。

しかし、漢陽に待ち受けているのは罠だとは・・。

 

『観相師』の仕事

http://naojunmam.blog.fc2.com/blog-entry-1382.htmlより引用

宮廷で起きた殺人事件を観相で真犯人を解明したことから人事官として抜擢され、ヨノンの店の奴隷的扱いから解放されます。

しかし、今度は宮廷での観相です。

王から謀反を起こす者を見つけるように命をくだされますが、ネギョンにはそのような相を持った人物が見当たりません。

王は幼い息子が逆賊に殺されることを恐れていたのですが、一番王が危ぶんでいる弟の首陽大君を見てもネギョンは、謀反の相ではないと断言しますが、実はこの時ネギョンが会ったのは替え玉だったのです。

 

恐るべし首陽大君のクーデター

http://eiga-suki.blog.jp/archives/kansoushi.htmlより引用

王の亡き後、息子が王座に就くと、左議政に「首陽大君は自分が見ても逆賊の相をしている」と言われ、会った首陽大君は以前とは別人で、確かに首陽大君は逆賊の相がありありと出ています。

それから左議政とネギョン、首陽大君との戦いが始まります。

ネギョンは彼のクーデターを阻止すべく手を尽くします。

今まで以上に観相に研鑽を積み、知識を仕入れ、彼に王座を奪われないように画策します。

しかし、首陽大君はなぜか年若い王から信頼されています。

それでも、首陽大君は隙あらばこの王を暗殺しようと狙っていますが、失敗してしまいます。

なんていう男でしょう!!自分を信用て頼ってくる若き甥を、いくら自分の野望のためとはいえ、手にかけようとするとは!!

そこが彼の人間としての心を失って、己の欲望にまい進する怖さです。

彼を信頼する王はネギョン達の忠告を素直に受け入れることができませんが、思うところがあり、観相の書物を読んで観相の知識をかじります。

ネギョンのクーデターを阻むために首陽大君の顔に施した刺青を見た王は、彼の顔が昔逆賊として書かれていた顔と同じ相になったのを知り、危機感を抱きます。

果たして首陽大君はクーデターを成功させるのか?ネギョン達は彼に勝つことができるのでしょうか?

 

『観相師』感想

https://ameblo.jp/nicooo0417/entry-12235583899.htmlより引用

最初はコミカルな作風で、楽しめるかなと思いきや、どんどん話が大きくなるにつれてきて、重くなってきて、嫌な予感がしていました。

やはり、最後はそうきますか!!!と思うような展開で見終わった後味の悪さがなかなか取れませんでした。

 

イ・ジョンジェの怪演

http://micchii.blog4.fc2.com/blog-entry-11337.htmlより引用

とにかく、イ・ジョンジェが怖すぎました。

「オオカミ」の相を持つという、残忍さを湛えた表情は子供が見ても泣いてしまいそうです。

今までいい人の笑顔のイメージが強かっただけに、この王の弟首陽大君が凄惨で残虐な行為を繰り返すのが怖くてたまりませんでした。

いい人のイメージが悪い役をすると、あまりのギャップで怖さが倍増します。

怖すぎて逆にカッコよく見えてしまうというほどの怪演ぶりです。

登場シーンから衝撃的で、迫力ある姿と顔つきに画面からでもひしひしと怖さが伝わってきました。

「王女の男」を観たことがある方なら、クーデターの最後は予想できると思いますが、結末がわかっていても怖い話です。

彼が登場するまでは、こんな壮大で濃厚な話になるとは思っても見ませんでした。

軽くコミカルな話でネギョンとペンホンののほほんとしたやりとりからの、このまま面白い話が続いていくといいな、くらいに考えていました。

何の知識もなく面白そうかと思って観たので、中盤からは衝撃的でした。

 

ネギョンとジニョンの再開

http://blog.livedoor.jp/hanuru1205/archives/1018855977.htmlより引用

なんとネギョンは王宮でジニョンと再会します。

息子は勉強を続け、科挙の試験(身分制度のある上級公務員試験・・かな!?)に合格していましたが、名前は本名では受からないと思い、友人の名前を借りて別人になりすましていました。

息子の成功には嬉しいものの、官吏になるのは反対だったネギョン。

彼は息子の顔を見て「官吏になれば災いを招く」と言っていたからです。

奇しくもその言葉は予言となり、残酷な最後を向かえてしまうのですが・・。

このジニョンを演じたイ・ジョンソクのカッコよさが、韓服を着ると爆発しています。

最初の長髪もたいへん可愛らしかったのですが、髪を結い、韓服を着こなした姿は女性にはたまりません。

凛々しく知的で、女性がほっておかないだろうというくらい、びしっと決まっています。

 

衝撃のラストに涙

https://eiga.com/movie/79475/より引用

最期は海辺で、ペンホンが魚釣りをしている場所へヨノンがやってきます。

宮廷暮らしではなく、貧しいその日暮らしの生活に戻っています。

しかし、ペンホンはあれだけおしゃべりだったのに、一切言葉を話しません。

何故なら、彼はクーデターの最後にショックのあまり、喉を突いて声を出せなくなっていたのです。

首陽大君はジニョンを父親の目の前で弓を放ち、射殺してしまったのです。

官吏になったジニョンの最後の言葉は辞世の言葉などではなく、「助けて、父さん」という、子供の言葉でした。

いくら官職に就いて大人になったといえども、親の前で死ぬ間際は子供に戻ってしまうのが、またここで涙をそそります。

慟哭するネギョン・・、高笑いする首陽大君。

首陽大君が矢を放った時は、誰もがネギョンを狙ったと思ったでしょう。

しかし、実際に矢を当てたのは、息子のジニョンでした。

またここでも首陽大君の残忍さがにじみ出ています。

子供が殺されるのは親として一番辛いことなのに、それを理解していて、息子を狙ったのです。

心の底までねじまがった悪としか言いようがありません。

ついに「官吏になれば災いを招く」という言葉は予言となり、見事に的中してしまったのです。

ラストの海辺で暮らす2人の姿は穏やかです。

そんな悲劇があったとは思えないほどに。

果たして、都に出なければ彼らは穏やかに慎ましく一生を送ることができたのでしょうか!?

しかし、運命は決められています。

そうなるべくして彼らは都に行ったのです。

どれだけネギョンが観相師として優れていても、自分や身内が不幸になれば本末転倒です。

一攫千金を夢見て都に出たのがそもそもの失敗だったのでしょうか!?

そうは思いません。

誰だって豊かになりたいという夢は持ってもいいと思います。

最期にネギョンは「人の顔だけを見て時代を読めなかった。波を見て風を見なかった。波を起こすのは風なのに」と語ります。

観相だけに頼り切り、自分の才能を過大評価した驕りが、時代という流れを無視した自分に跳ね返ってきたという意味なのかと思ってしまいました。

ジニョンは残念なことになりましたが、ネギョンとペンホン2人が生きていたのが、幸いでした。

声を失っても、今まで以上にきらきらとした瞳のペンホンには生きる気力を感じ、この作品を一番導いてくれたのは、チェ・ジョンソクだと感じました。

彼の演技がなければ、この作品はもっと後味の悪さしか残らない作品になっていたと思います。

残念な最後でしたが、実力派俳優の演技が発揮されたからこそ、ラストが涙にくれるここまでの作品になったのだと思います。

 

 


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