
https://movies-fan.com/human/the-king-cast-review/より引用
韓国で2017年公開された時は観客動員数530万を超えた、2017年上半期韓国で観客動員数2位となった話題の映画です。
若手検事が上層部を目指すために正義感とは何かを考えさせられる、悪に染まる役どころをを、韓国でもトップ俳優として好感度の高いチョ・インソンが熱演しています。
また、初めからバブリースタイルで、出世のためには手段も選ばない悪の権化のような検事部長をベテラン俳優の域になってきたチョン・ウソンが怪演しています。
この身長180㎝半ばのコンビがアクションをお互い繰り広げる姿は壮観です。
『ザ・キング』あらすじ
権力で悪を制する検事に憧れたケンカ好きの貧しい青年パク・テスは猛勉強の末に検事となり、地方都市での多忙な毎日をスタートさせる。
しかし、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長ガンシクと出会ったことにより、平穏だったテスの人生は激変する。
他人を踏み台にして出世した結果、富も名声も手にしたガンシクは大統領選挙を利用して権力をつかんだ「1%の成功者」だった。
検事という正義の仮面に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。1980年から2010年の激動の韓国現代史を背景に、歴代の大統領選の裏で、金と権力のために動いた検事たちを描いたクライムエンタテインメント。
金と権力の虜となる若き検事テス役をドラマ「大丈夫、愛だ」のチョ・インソンが、あらゆる手を使い名声をつかんだ検事ガンシク役を「アシュラ」「グッド・バッド・ウィアード グッド・バッド・ウィアード」のチョン・ウソンがそれぞれ演じる。監督は「観相師 かんそうし」のハン・ジェリム。公式ページより引用
『ザ・キング』見どころ

http://cinefil.tokyo/_ct/17137866より引用
「プライドを捨てろ!権力に寄り添え!」このキャッチコピーは信じないでください。
観客動員数稼ぎのための嘘であり、そんな内容ではありません。
主人公の新人検事がチンピラの学生時代から勉強してソウル大に合格し、見事検事になったものの、更に上を求めて成り上がりからの挫折、屈辱を描いています。
チョ・インソンの学生時代が・・

https://kt.wowkorea.jp/news-read/10918.htmlより引用
30代中盤の俳優に高校生は無理があります。
若い頃のナレーションの声だけチョ・インソンで、若手俳優の起用をお願いしたかった残念さが序盤に一番感じられました。
内容は父親がろくでもない人で、自分はその家庭で育ち、1980年代の高校時代までチンピラ同然で成績も下位だったものの、ある日ふと検事に憧れます。
嫌いな勉強をしたくても仕方のわからない彼は、いつものたまり場でガールフレンドに「漫画を読のと同じで本を読めばいい」と言われます。
そこから成績下位の彼が、自分には騒々しい場所で勉強が捗るという才能を知り、走りながら、喧嘩しながら片手に参考書を持ち続けて勉強し、見事学年主席に躍り出ます。
大学時代には大学闘争があるものの、彼女に巻き込まれ軍隊生活を余儀なくされる場面はコミカルで楽しく観れます。
検事になって半年で結婚

http://www.cinemart.co.jp/article/news/20180312001863.htmlより引用
無事にストレートで検事になるも、出会い意気投合したお嬢様と半年でスピード結婚します。
勢いに乗った彼は先輩検事に頼み、早朝のアナウンサーだった妻をゴールデンの報道番組へと異動させます。
その妻をドラマや映画で大活躍のキム・アジュンが演じています。
彼女の出番は少ないですが、要所要所で出演します。
この作品の中で唯一の華やかさを与えています。
少ない出演でありながらも彼女の演技はとても印象に残ります。
ハードボイルドのバイオレンスが続くストーリーの中で彼女の存在が作品にいいスパイスを与えていると思います。
検事の1%を目指して

https://www.koari.net/news/detail.php?id=8765&type=0&category=0より引用
検事なりたての頃は正義感の強かったパク・テス(チョ・インソン)は教師からのセクハラとDV事件を担当して検挙しますが、教師には後ろ盾があり、慰謝料の増額だけで先輩検事から事件を終わらせるように説得されます。
検事は99%が毎日残業で休みもなく安月給なのですが、残り1%の富と権力の渦巻く検事の世界を知り、その1%を目指します。
1%の検事たちは誰からも頭を下げられ、大金を湯水のように使い、女性も好き放題に扱います。
そんな1%の世界を知ってしまえば、そこに登り詰めたいと思うのが人間の性です。
"やられたらやりかえす"という政治がらみの検事の集まった世界への渇望は強まり、検事部長のハン・ガンシク(チョン・ウソン)の僕となり、甘い汁と名声のおこぼれにあずかることになります。
歴代大統領と検事の関係

http://cinefil.tokyo/_ct/17137866より引用
検事という職業の直接には大統領は関係ありませんが、検事としての派閥内では大統領選に一喜一憂します。
特に1%の世界にいる検事にとっては大統領の変わり目は一大イベントです。
自分たちが支持する大統領の誕生のため、高額な料金を払って次の候補者から大統領を絞ったり、当選を祈願したりと、あらゆる神仏祈願まで出し惜しみしません。
勿論、検事ですから自分たちの寝かせている事件を対抗馬に不利に働くように持ち出したりと、金と頭脳を使いあらゆる手段で自分たちの希望する大統領に持っていこうとします。
ここで、30年に亘る韓国激動時代の歴代大統領の情勢を逐一見ることができるのもなかなか見ごたえがあります。
『ザ・キング』キャスト相関図

http://www.theking.jpより引用
『ザ・キング』感想

https://eiga.com/movie/88118/より引用
バイオレンスな場面が多く、女性には苦手と思うかもしれません。
特に、木浦のボスである野犬の通り名を持つ殺害方法はぞっとします。
お腹を空かせた野犬を数匹放ち、噛み殺させるのです。
本人や客人はそれを見物しながらコーヒーを飲むのですから、神経がまともではないですよね。
「犬に集られた人は皆、殺してくれと叫ぶ。助けてくれ、ではなく、殺してくれ・・と」という台詞には寒気がしました。
映像にこそ映りませんが、映像の気配から吐き気がするほどでした。
しかし、最後まで観ていただきたい作品です。
最後まで見ると胸のすくシーンが待っています。
そのシーンがあと15分ほど早く訪れていれば良かったのにと思えるのが残念ですが・・。

http://paekhyangha.com/?p=48270より引用
この作品ではテソの幼馴染チェ・ドゥイル(リュ・ジョンヨル)がキーマンとなっています。
ドゥイルとの友情や、テソからドゥイルへの裏切りなど、あらゆるターニングポイントにドゥイルが拘わってきます。
しかし、友情とは素晴らしいとドゥイルが身を以て教えてくれる姿には感動しかありません。
挫折を味わったテソをガンシクが罠に嵌めようとするのを防いでくれました。
それにより、テソの最後でのどんでん返しの姿が見事に輝いています。
また、演じたリュ・ジョンヨルはこの作品で百想芸術大賞映画部門新人賞を受賞しました。
『ザ・キング』まとめ

https://blogs.yahoo.co.jp/m_jam2408/36499247.htmlより引用
富と名声を抱いた皆が自らの場所での「キング」になろうとするこの作品。
主人公テソは離婚危機さえも乗り越え、本当のキングに登り詰める戦いに打って出ます。
そのためには自分の悪行を暴露し、検事たちのすべてをぶちまけて結局ガンシクに報復することになるのです。
チョン・ウソンの出番が思ったより少なく、検事の偉い人というよりは残忍な上級官僚というイメージで不完全燃焼気味なのが気になりました。
政治家から官僚、悪の組織まで一つのラインで繋がっていると考えるといい気持ちはしませんが、それを暴いたラストでのスッキリ感は皆様に感じて欲しいと思います。
途中で諦めそうになっても、ドゥイルの友情とラストのテソのキングの行方を是非見て欲しいと思います。
『ザ・キング』を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法
『ザ・キング』を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法はこちらのページでご紹介しています。
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ザ・キング|日本語字幕フル動画を今すぐ安全に無料視聴する方法《韓国映画》感想・見どころも
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