韓流スターの代表であるソン・スンホンの映画について紹介しようと思います。
ソン・スンホンは韓国に留まらず世界中にファンを持つスター俳優です。
それは彼の出演する映画が韓国だけにおさまらず、国際的な俳優となっているからです。
中国映画、日本映画にも出演して、最新作は中国映画ですが、主役はブルース・ウィルスという豪華さです。
そんなソン・スンホンのおすすめ映画作品をまとめました。
(画像はhttp://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=248891より引用)
ソンスンホン出演映画一覧
ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて (카라〈カラ〉1999年)
クローサー (夕陽天使、So Close、버추얼 웨폰〈ポチュオル ウェポン〉2002年)
ひとまず走れ! (일단 뛰어〈イルタン トゥィオ〉2002年)
氷雨 (빙우〈ピンウ〉2004年)
あいつは格好よかった (그 놈은 멋있었다〈ク ノムン モシッソッタ〉2004年)
宿命 (숙명〈スンミョン〉2008年)
男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW (무적자〈ムジョクチャ〉2010年)
ゴースト もういちど抱きしめたい (고스트 : 보이지 않는 사랑〈コストゥ:ポイジ アンヌン サラン〉2010年)
情愛中毒 (인간중독 人間中毒〈インガンジュンドク〉2014年)
ミス・ワイフ (미쓰 와이프〈ミス ワイプ〉2016年)
第3の愛 (第三種愛情、제3의 사랑〈チェサメ サラン〉、2016年)
隊長キム・チャンス(2017/10/19公開)
1995年にモデルとしてデビューしたソン・スンホンは1996年にテレビドラマで俳優デビューを果たします。
1999年に『ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて』で映画デビューをするとドラマと映画をリズムよく熟していくようになり、2002年には香港・米国合作映画『クローサー』への出演で実力を認められるようになります。
除隊後初の映画は2008年の『宿命』で、『ひとまず走れ』で共演したクォン・サンウと再びタッグを組んでW主演し、一層人気に火が付きます。
世界的に大ヒットした『ゴースト ニューヨークの幻』をリメイクした2010年の日本映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』に韓国人留学生役として出演して、日本のファンから喝采を受けました。
2016年に中国映画『第3の愛』に出演してヒロイン役のリウ・イーフェイとの熱愛を正式に認めましたが、2018年1月に破局してしまいました。
国際色豊かな映画俳優として現在も活躍しています。
ソンスンホン出演映画おすすめ①『宿命』
ソン・スンホンとクォン・サンウのW主演で豪華だと思いきや、実はチソンも出演しているという韓流ファンを喜ばせるような映画です。
友情で結ばれていた男たちが、裏切り、敵対しあうようになり、破滅へと向かう"哀しい宿命"の物語です。
ヤクザ映画ですが、黒服姿がたまらなくセクシーです。
でも戦い方が鉄パイプや木刀だったりして、なぜ反社会勢力なのに銃さえも手に入れられずにやんちゃな高校生の抗争ばかりしているのか疑問に思った記憶があります。
あらすじ
裏社会から足を洗うつもりでいたウミン(ソン・スンホン)は、チョルジュン(クォン・サンウ)ら仲間と計画したカジノ襲撃に失敗。2年間の服役生活を送ることになる。出所後、裏社会に戻ったウミンが目にしたのは、多くの部下を従えるチョルジュンの姿だった。しかし立場は逆転し、次第にチョルジュンは追いつめられていく。
主要キャスト
- ソン・スホン ウミン役
- アン・ネサン ガンソプ役
- クォン・サンウ チョルジュン役
- キム・イルグォン ドワン役
- チソン ヨンファン役
予告動画
ソンスンホン出演映画おすすめ②『情愛中毒』
原題は「人間中毒」なのですが、私は日本のタイトルの方が映画の内容をよく表現できていて好きです。
過激なラブシーンがありますが、ソン・スンホンの肉体が彫刻のように美しくて、エロさよりも綺麗だと思えます。
ドラマや映画ではよく題材にされるダブル不倫の話だけに、最後は悲しい結末が待っています。
コン・ユとチョン・ドヨンの『男と女』でもそうでした。
韓国映画|男と女|コンユ&チョンドヨン主演!感想と見どころー男女の切ない禁断の愛を描いた作品
不倫の結末はどうしても悲しくなってしまうのは辛いですが、自分の身に現実に起きれば最悪ですから物語だけで十分ですね。
あらすじ
1969年。韓国軍の上流階級が暮らす軍官舎に居を構える、教育隊長キム・ジンピョン(ソン・スンホン)とその妻であるイ・スクチン(チョ・ヨジョン)。そんな中、ジンピョンの忠実な部下であるキョン・ウジン(オン・ジュワン)と彼の妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が官舎で暮らすことになる。ジンピョンはガフンにほれてしまい、次第に二人はお互いを激しく求め合うようになっていく。しかし、ガフンは誰にも言えない秘密を抱えており、彼らが重ねる逢瀬は軍官舎を大きく揺さぶるスキャンダルとなる。
主要キャスト
- ソン・スンホン キム・ジンピョン役
- イム・ジヨン チョン・ガフン役
- チョ・ヨジョン スクジン役
- オン・ジュワン キョン・ウジン役
予告動画
ソンスンホン出演映画おすすめ③『第3の愛』
『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハンが監督をした中国映画です。
ベストセラー小説の映画化ということで中国では多くの人がこの作品に涙しました。
身分違いの恋に揺れるヒロインと、彼女を何度も求める御曹司との愛に切なくなります。
主演の2人が美男美女ですので、それだけでも観る価値はあると思います。
大人の純愛をソン・スンホンとリウ・イーフェイが王道の恋愛ストーリーに仕上げています。
こんな映画を撮ったら、実際に2人が交際してしまうのは仕方ないとしか思えません。
映画でもお似合いの美男美女が現実の世界に飛び出して恋愛してしまったのですから、この映画を観た後は2人の熱愛がすんなり頷けるようになりました。
あらすじ
大財閥の御曹司リン・チージョン(ソン・スンホン)は、飛行機のなかで号泣する美しい女性ゾウ・ユー(リウ・イーフェイ)に遭遇。数日後、彼の元に抗議にやってきた来訪者は偶然にもゾウ・ユーだった。さらに別の日、建設作業員の労災金を巡る騒動で担当弁護士として会社へやってきた彼女と再会…。奇跡の出会いを経て、互いの距離は近づき、やがて激しい恋におちる。「君と永遠に一緒にいたい」と囁くチージョンと、「今 一緒にいられればそれでいい」とためらうユー。様々な困難に見舞われ、岐路に立たされた二人の愛の行方は…。
主要キャスト
- ソン・スンホン リン・チージョン役
- リウ・イーフェイ ゾウ・ユー役
- モン・ジア ゾウ・ユエ役
- オウ・ハンシェン ガオ・ジェンチー役
- ジェシー・ジャン ジャン・シンヤオ役
予告動画
ソンスンホン最新映画『エアストライク』
2019年3月2日より日本でも公開された『エアストライク』にソン・スンホンも出演しています。
ブルース・ウィリス、ソン・スンホン、ファン・ビンビンなど韓国、中国、アメリカを代表とする俳優が集い話題を集めて、米国では2018年10月に公開された映画がとうとう日本でもお披露目されました。
日中戦争で日本軍と米国大佐率いる中国軍との戦争ブロックバスター映画で、戦争経験者には辛いかもしれませんが、空中戦での爆撃シーンは迫力満点です。
ブルース・ウィリスが主演を務めた中国製の戦争スカイアクション。日中戦争を背景に、街を守ろうと奮闘する中国の航空兵たちと、彼らを率いた米軍大佐の戦いを描いた。日中戦争下の1941年、中国軍は日本軍の猛攻撃によって劣勢に立たされ、最後の砦である重慶も度重なる爆撃で壊滅の危機にあった。そんな中、アメリカ軍のジャック・ジョンソン大佐が、日本軍と戦う中国人の空戦部隊を指揮することになるが……。米軍大佐を演じたウィリスのほか、「戦場のピアニスト」のオスカー俳優エイドリアン・ブロディが医師役で出演し、中国の航空兵には、韓国のソン・スンホン、香港のニコラス・ツェーとアジアの人気俳優が集った。そのほか、中国の人気女優ファン・ビンビンや、ウィリスの娘であるルーマー・ウィリスらが出演。監督として手がけた戦争映画「ハクソー・リッジ」が高い評価を得たメル・ギブソンが、アートコンサルタントとして参加している。
映画.comより
『エアス・トライク』予告動画
まとめ
ソン・スンホン2年ぶりの最新作映画「エアストライク」は制作に8年かけ、約113億円の製作費を投入したのにもかかわらず、制作国である中国で公開されませんでした。
ファン・ビンビンが脱税問題を起こしたため中国では規制されて公開できなかったのです。
ソン・スンホンにとって『大爆撃』は格別な作品だった。ブルース・ウィリス、エイドリアン・ブロディ、ニコラス・ツェーなど多国籍のトップスターと肩を並べてキャスティングされたほか、『アバター』『アベンジャーズ』を製作したハリウッド製作スタッフとも息を合わせた。ハリウッド俳優であり監督であるメル・ギブソンが芸術監督として参加したという事実も特別だった。ソン・スンホンはこの中で韓国人戦闘機パイロットのミンソン役を演じた。特に中国市場をねらった映画で、ソン・スンホンが『大爆撃』で限韓令を正面から突き崩せるか関心が集まっていた。『大爆撃』が無事に公開されていれば、3年ぶりに中国スクリーンに登場した韓国俳優になるということだった。また、グローバルプロジェクトという“大型戦闘機”に乗って中国市場はもちろんハリウッドまで攻略する機会をつかんだかのように見えた。
しかし、ファン・ビンビンの脱税スキャンダルで『大爆撃』は中国市場で“大爆撃”を受けた。ファン・ビンビンの出演部分をすべてカットして30分削除されたものを上映しようとしたがこれさえも失敗した。さらに北米でもファン・ビンビンの部分がほとんどカットされ、5秒ほどの部分さえ英語に差し替えられた。正常ではない作品で公開されたため評価が高いはずがない。罪のないソン・スンホンをはじめ、他の出演陣にファン・ビンビンの脱税スキャンダルの飛び火がそのまま降り掛かってきた。
そんな出来事があっても精力的に仕事を続けるソン・スンホンのこれからの作品を待っています。
これれからもドラマに映画にと活躍するソン・スンホンを応援して行きましょう。
そして再びソン・スンホンとスクリーンで出逢える日を期待しましょう。