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韓国ドラマ

キャリアを引く女|チェジウ&チュジンモ主演!感想キャスト相関図|すべての女性に夢を与えてくれるサクセス・ラブストーリー!

法廷を舞台に『2度目の二十歳』のチェ・ジウと『奇皇后』のチュ・ジンモが主演するサクセス・ラブストーリーです。

恋も仕事も勝つまで負けない前向きな女性像に夢と勇気を与えてもらえます。

陰謀に巻き込まれて一夜にしてどん底に落ち、キャリアも仕事も失くした女性がそこから立ち上がる姿に思わず応援してしまうストーリー展開です。

仕事でキャリアを取り戻して次の段階に進む主人公と、最初は犬猿の仲だった主演の男女が次第に恋に落ちていく過程も見逃せない、すべての女性に夢を与えてくれるドラマです。

(画像はhttps://www.youtube.com/watch?v=zZlrOkH0mR4より引用)

『キャリアを引く女~キャリーバックいっぱいの恋~』あらすじ

“弁護士よりも有能”と噂される、法律事務所のやり手の女性事務長グムジュ(チェ・ジウ)は、ある日、義妹の弁護士ヘジュ(チョン・ヘビン)とともに、ゴシップニュース社K-fact の名誉毀損事件を有罪に導いた。敗訴したK-fact代表のボッコ(チュ・ジンモ)に対して、高飛車な態度に出るグムジュ。ボッコは「二度と会いたくない!」と言い放つ。
その後、ある少年の無実を証明しようと息巻いていたグムジュだったが、何者かの差し金によって突然、身に覚えのない罪で逮捕されてしまう…。
1年後、職も夫もすべてを失ったグムジュは、就職活動に明け暮れていた。そんな時、女優から性的暴行の罪をなすりつけられたボッコが、グムジュに助けを求めてくる。グムジュは新人弁護士のソグ(イ・ジュン)とともに無罪を勝ち取り、ボッコから厚い信頼を得ることに。彼のバックアップによって法律事務所ゴールデンツリーを設立し、新たな一歩を踏み出すが…。

公式ページより引用

 

『キャリアを引く女~キャリーバックいっぱいの恋~』見どころ

http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/191750より引用

法廷ドラマというと重苦しい雰囲気が予想されるでしょうが、このドラマはそんなことはありません。寧ろ法廷の検事と弁護士のやりとり、そして被告人や傍聴席で見守る人々の心情をコミカルかつ慎重に描写しています。

有罪か無罪かの2つに1つの答えを求めて法廷では激しく論争が交わされます。

弁護士は被告の無罪を勝ち取るため、検察は罪人として罰を与えるために被告人の人生を裁判という場を使って人間が判断するのですから、とても重大な責任を負っています。

そんな中で有能な弁護士を勝たせるために、有能な事務長として働いているのが主人公チャ・グムジュ(チェ・ジウ)です。

彼女の有能さで弁護士はどんな難しい案件でも勝利に導くことができるのです。

 

キャリーバックを引く女

http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/191566より引用

キャリーバックをいつも引いて歩き、裁判所と刑務所を行き来して事務所の椅子に座る間もなく歩き回っているのが、有能な事務長グムジュです。

キャリーバックの中には公判の資料がたくさん詰められています。

日々弁護士の勝訴のためにキャリーバックを引いて走り回りる事務所には強い味方ですが、実は試験恐怖症を抱えているために5度の司法試験に不合格となったトラウマを抱えています。

自分がなれなかった弁護士という職業に携わりながらも弁護士さながらに公判の資料作成に余念がありません。

事務所の他の女性からは「弁護士でもないくせに」と後ろ指をさされても、どこ吹く風と資料を作成するために走り回っています。

弁護士として活躍する妹パク・ヘジュ(チョン・ヘビン)の受け持つ訴訟を常にサポートして姉妹二人三脚で勝訴を掴んでいますが、夜を徹して弁護士以上に働くグムジュの家庭は惨憺たるものです。

夫はギャンブルに夢中で、浮気までしているようです。

家庭で癒せない心をすべて裁判資料の作成にぶつけているようですが、それがまた悪循環を招きます。

妹ヘジュも研修生時代の不倫騒動を起こし、未だにその話をされるため自信を持って弁護士業務に集中することができないまま、姉だけを頼りに法廷に立つという悲しい日々なのですが・・。

 

ハム・ボッコとの出会い

http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=78518より引用

ゴシップニュース会社の代表であるK-factの代表であるハム・ボッコ(チュ・ジンモ)は日々スキャンダルを掴むために社員に発破をかけますが、ついにはそのやりすぎた取材のために名誉棄損で訴えられてしまいます。

その相手をする弁護士がヘジュでした。

ヘジュが公判の途中で相手からやり込められ、反論できない困った場面でグムジュは背中のファスナーを開けてボッコに見せ、セクハラ騒ぎを起こして休廷に持ち込むことに成功します。

この出来事のおかげでボッコとグムジュは出会いからいがみ合うようになります。

元検事という異色の経歴を持つゴシップニュースの代表であるボッコは、検事をしていただけに口が立ち、かなりの自信家で自分の顔がハンサムだと自負していて他人には冷徹で厳しい嫌な性格です。

そんなボッコですから、優秀な事務長として活躍するグムジュから嫌がられ、「ハム・ボッコ」という名前から「ハンバーガー」と揶揄して呼ばれるようになります。

裁判の結果、グムジュとヘジュがK-factを有罪の判定を勝ち取りますが、この時からグムジュとボッコは犬猿の仲になってしまい、会えば一触即発するような間柄となってしまいました。

 

グムジュが犯罪者に!!

http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/191211より引用

とある陰謀により、グムジュは「弁護士法違反」の罪を着せられ、1年の服役に処されます。

━━1年後、グムジュが出所するとそこには自分の予期しない世界が待っていました。

妹ヘジュはアメリカへ留学してライバル事務所から「オソン法律事務所」へスカウトされて、弁護士としてオソンで歩き始めています。

夫はグムジュの刑期を幸いと家の名義を自分に書き換えて、浮気相手の女性と家庭を構えるつもりで離婚の用意をしています。

仕事にあけくれて貯めていたお金も莫大な裁判費用にと消え去り、グムジュには自分の職場も今まで築いてきたキャリア、お金さえもすべてがなくなり、0からのスタートが待っていました。

1年待って出所して新しいスタートを切る筈だったグムジュには何一つ残っていなかったのです。

それでもグムジュはへこたれることなく、果敢に向かい風に歩いて行きます。

就職活動を始めますが、キャリアをすべて失くした彼女の就職が上手くいくはずがありません。

そんな時、たまたま出会った新人の弁護士マ・ソグ(イ・ジュン)と手を組むことにします。

ソグは新人だけに情熱だけで実力が伴わないことから、グムジュは事務長として以前の辣腕を振るい、国選ばかり扱うソグを一人前の弁護士として叩き上げていきます。

いつしかソグ弁護士とグムジュのコンビが出来上がりますが、そこでボッコを助ける弁護の手伝いをして、信頼されたグムジュはボッコが立ち上げる法律事務所へ誘われたます。

条件はグムジュが試験恐怖症を克服して弁護士になること━━として。

 

ゴールデンツリー設立

https://m.blog.naver.com/より引用

ボッコの弁護士事務所「ゴールデンツリー」設立です。

グムジュが昔いた事務所で「弁護士でもないくせに」と罵倒されていがみあっていたものの、実力派弁護士だけに躓いて困っていた女性弁護士ク・ジヒョン(チン・ギョン)を離婚訴訟専門弁護士として雇い入れ、ファン事務長(キム・ビョンチュン)と調査員としてアンナ(ぺ・ヌリ)を雇います。

そして、弁護士を目指すグムジュと新米弁護士のソグという若干5名での「ゴールデンツリー」が出来上がります。

この事務所の中でいがみ合っていたグムジュとボッコは近付いて行きますが、そこにソグもグムジュを慕うという三角関係が生まれていき、訴訟以外にも恋の行方が予測不能です。

 

『キャリアを引く女~キャリーバックいっぱいの恋~』キャスト相関図

https://www.tv-tokyo.co.jp/career/より引用

 

『キャリアを引く女~キャリーバックいっぱいの恋~』感想

http://m.gmtoday.co.kr/7082より引用

事件はグムジュが刑務所に入ることになった「家出少女事件」の被害者が生きていたことから急展開を迎えます。

被害者を匿っている間にも事件は進行していきますが、そんな中でも恋の三角関係が勃発しているので、見ていて飽きることはありません。

ソグ弁護士演じるイ・ジュンとチェ・ジウの年齢差は13歳なのですが、ドラマの設定のせいか違和感なく観られますし、ソグ弁護士の片想いがいい味を出しています。

 

家出少女事件とボッコの容疑

http://www.etnews.com/20161115000694より引用

ボッコが他の少女の殺害現場に自分のいた証拠を残してしまったことから、指名手配されてしまいます。

慌ててボッコを探すグムジュですが、当の本人は平気な顔でグムジュに接近をしてきます。

自分は無実であること、グムジュが弁護士になって法廷で自分の弁護をして欲しいことを頼みます。

彼女が司法試験を受けることで自分は自首することを約束します。

 

グムジュ弁護士を目指す

http://enews.imbc.com/Tpl/View/193176より引用

ボッコの容疑によりグムジュは弁護士を目指すことを決意し、司法試験に挑みます。

試験当日にボッコが手作り弁当を手渡してくれたり、昼休みに電話をしてきて昼から始まる民法の試験問題について教えてくれたりしたおかげで、グムジュは試験恐怖症を克服して無事に試験を終えます。

あとは発表を待つのみとなったところでボッコは自首して逮捕されてしまいます。

グムジュが弁護士になることに希望を託し、自分のすべてを彼女に預けたのです。

 

検察と弁護士事務所オソンとの戦い

http://tenasia.hankyung.com/archives/1037087より引用

ボッコが逮捕されてから2年。

ボッコの裁判が始まりますが、検察はオソンと手を組んでゴールデンツリーをいたぶりにかかります。

事務長時代こそ弁護士よりも能力があったグムジュですが、現在新米弁護士となったグムジュには実績もなく、一番力のない弁護士というレッテルが貼られています。

そんなグムジュだからこそ、何としてでも自分を信じて待っていてくれたボッコのために東奔西走してあらゆる資料を集めますが、手慣れたチェ検事(ミン・ソンオク)にことごとく別の証拠を持ち出されてなかなか前進が難しい状態です。

どんな決的無罪の証拠を提出して自信を得ても、裁判で有罪が覆されることはありません。

ヘジュからは「姉さんがここで勝てる人はいない。姉さんが法廷でカッコよかったのは事務長の時だけ」と木で鼻をくくった物言いをされます。

屈辱的ですが、今の自分では何も言い返すことはできず、ただ証拠を地道に集めることだけです。

ヘジュは姉に協力する形でオソンの重大な証拠動画を姉に渡しますが、それはグムジュに協力するふりをして今のオソンの代表を蹴落とし、自分が代表になるための布石でした。

ゴールデンツリーとオソンそしてチェ検事を巻き込んで三つ巴の戦いが最終段階に入ります。

法廷では裁判官が神です。

神の目を持てない裁判所は自信を持つことができません。

神は真実を選んでくれると信じて法廷にグムジュは立つのです━━。

 

それぞれの道

https://entertain.v.daum.net/v/20161116022008316より引用

すべて事件は良い方向へ収束し、後はそれぞれの今からの未来です。

新米弁護士だったソグは弁護士を辞めて検事に就き、グムジュと対立した立場になりますが、それでもまだグムジュに未練があるようですが、公私の区別はきっちりつけています。

ヘジュは個人で弁護士事務所を設立しましたが、なんとそこはソグとグムジュが最初に開いた事務所でした。

そこである少女の事件を受け持ったことにより、自分の少女時代と重ねてしまい、姉がどれだけ自分に尽くしてくれたのかを理解します。

オソンであれだけグムジュと対立したヘジュはやっとグムジュに謝ることができます。

「姉さんが私の母親だった。今までは私に尽くしてくれたけど、今からは自分のために生きて」と反省し、1人で自分の事務所を守り抜く決意を固めます。

事件を通して誰もが強くなって行ったのです。

ボッコもまた何やら企んでいるようですが、唯一彼だけは変わることがないようです。

グムジュは今日も「ゴールデンツリー」の代表弁護士として裁判所へ向かいます。

いつものように颯爽とキャリーバックを引いて。

キャリーバックの中には訴訟資料の他にも将来への夢や希望、そして被告人への信頼や愛情、愛する彼への愛が詰まっていることでしょう。

キャリーバックの中の未来への想いが彼女を勝利へと導いてくれるのですから━━。

 

『キャリアを引く女~キャリーバックいっぱいの恋~』まとめ

https://www.youtube.com/watch?v=vbraqnSxIjQより引用

このドラマを観ていて一番感じたことは「法の存在意義」でした。

法律は本当に真実を追求できるのか?!

法は万民に平等であるかを説いていると思います。

弁護士と検事のやりとりを見ていれば、自分が勝って名誉を手にするために法廷を利用して、ねつ造してでも勝利を勝ち取りたいように見えてしまいます━━それが無罪の被告人を有罪として、一生を変えてしまうような結果になるとしても。

人間が人間を裁くほど難しいことはないと思います。

それができるのは人間を超越した神のような存在だけですが、犯罪がある世の中では秩序がどうしても必要になります。

それが「法」の意味するところではないでしょうか。

自分たちの名誉のために1人の人間の運命を歪めてはならないと思います。

人間は神にはなれませんが、真実を明らかにすることは可能です。

ヒロインのグムジュを通して、最初は「勝つ」ことにこだわっていたのに、「真実」を追及していけば名誉よりも素晴らしい人間性を掴むことができると思います。

嘘までついて勝ち取った勝利など、何の意味もありません。

真実を見抜いて勝ち取った悦びほど嬉しいことはないでしょう。

人間は神にはなれませんが、嘘を平気で吐くことよりも真実を見つめた時に一歩前身できるのだと思います。

だから、グムジュはいつも前向きに生きていたのだと思います。

そして、仕事も日常生活も健やかに送れるのだと信じて生きていきましょう。

 


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