ドラマ『青い海の伝説』は、絶滅寸前の人魚(チョン・ジヒョン)が天才詐欺師ホ・ジュンジェ(イ・ミンホ)に出会い、陸上での生活に適応しながら繰り広げられる恋物語です。
過去と現在を行き来しながら、切ない関係を続けていきます。
そして時間が経つに連れてさらに固くなる彼らの絆。
「それでも約束は守る。嵐が来ても、誰もいなくて寂しくても、行ったことのない道で怖くても、全て乗り越えて、絶対にあなたに会いに行くから…」
果たして、二人の恋の行方はどうなるのか?
イミンホ&チョンジヒョン主演の『青い海の伝説』感想と見どころ、キャスト(登場人物)と相関図、日本語字幕フル動画で見る方法などをまとめました!
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『青い海の伝説』あらすじ
1598年、激しい嵐で海岸に打ち上げられてしまった美しい人魚セファ(チョン・ジヒョン)は、近隣の村民に見つかり、この地の権力者で商人のヤンに捕まってしまう。
ヤンは新しく赴任してきた県令のキム・タムリョン(イ・ミンホ)に取り入るため捕らえた人魚を見せるが、人魚を哀れに思ったタムリョンは、ヤンが行ってきた様々な不正行為を見逃してあげる代わりに人魚を自由にするよう命じ、人魚の命を救う。
時は流れ、現代のソウル。
タムリョンはホ・ジュンジェ(イ・ミンホ)という稀代の詐欺師に生まれ変わり、詐欺仲間のナムドゥとテオと共に世界をまたにかけて詐欺を働いていた。
そんなある日、スペインに滞在していたジュンジェは、ホテルの部屋で見知らぬ女性を発見。
それは、初めて陸に上がってきた人魚(チョン・ジヒョン)だった。ジュンジェは彼女を不審者と思い警察に引き渡すが、彼女が付けていた翡翠のブレスレットが高額の骨とう品であることに気づき、警察署から彼女を救い出す。
狙いの翡翠のブレスレットを手に入れるも、言葉も話せず、すぐ他人を信じてしまう純粋で無防備な彼女を放っておくことができず、一日だけ自分の宿に彼女を泊めることにした。
しかし、ジュンジェにお金を奪われた韓国の権力者がスペインに送り込んだ男たちに追いかけられ、二人は一緒に逃げ回る羽目に。
そんな中、映画やドラマで人間の言葉を覚え会話ができるようになった彼女にジュンジェは“シムチョン”と名前を付けてあげる。
そして固く閉ざしたはずのジュンジェの心が、シムチョンによって少しずつ開き始め…。
公式サイトより引用
『青い海の伝説』の感想
韓国では、同時期に放送された『トッケビ』と比べて、ストーリーが陳腐とかいろいろ書かれて、ちょっと気の毒でした。
しかし、初回視聴率16%超、平均視聴率17%という、視聴率さえ見ればなかなかのドラマです。
人間じゃない者との恋物語。
前世と今世の因縁。
そして、そのカギを握るブレスレットと指輪。
同時期の放送というより、内容が『トッケビ』とかぶっているから、どうしても比べてしまうのは否めません。
最初は冒頭のヨーロッパの海での撮影シーンがすごく綺麗でした。
そこで主人公二人は出会い、人魚のキスがジュンジェの記憶を消し、別れますが、
なんと、人魚、韓国に泳いでやってきます。
花火を見せてやるという約束でジュンジェを探しますが、それなら何で記憶を消したんだ?とそこが未だに理解できません。
最終回まで見ても観てもこの謎は解けませんでした。
他にも色々最後まで解けない謎があり、やや消化不良の感じはあります。
人魚の非常識さに笑うのを通り越して呆気にとられますが(パスタを手で食べたり、洋服はゴミ箱から漁り、ハイヒールの色はバラバラ。むしろ同じヒールの靴がよく色違いであるというミラクルがあるなという呆れ)、彼女の美貌がすべてを解決するというありえない展開が待っています。
でも、もともとが純粋無垢な人魚は色々な人を助け、子供やホームレスの女性と友達になります。
そこは観ていてとても楽しい気分になれました。
見た目や身分だけでは判断しないという、人魚独特の視点がとても好ましかったです。
先輩人魚(チョ・ジョンソク)からこの世界で生きていくすべを教えてもらい(このシーンはとても楽しいです)、それを、真剣なまなざしで聞き、適応していくシムチョンが可愛かったです。
涙が真珠になって、それでお金が手に入るようになってからはすっかりファッショナブルな人魚になります。
どれだけ泣いて真珠を現金に換えたのでしょうか!?
最終回は、おとぎ話のようなハッピーエンドでした。
甘ったるい感じの終わり方に残念な気持ちです。
「この終わり方だから、やっぱりこのドラマはおとぎ話の世界だったんだ。そりゃ『トッケビ』には適わない」
と思ってしまいます。
しかし、これはこれで面白い作品です。
対抗馬が『トッケビ』ではなければ、もっと楽しく観れたと思います。
皆さんの目で面白いかどうか判断してください。
感想なんて千差万別、十人十色、一人として同じ意見はないのですから。
『青い海の伝説』の見どころ
人魚のおとぎ話「於于野譚」
物語は、韓国に古くから伝わる説話集「於于野譚(オウヤダム)」 を題材に、数百年の時空を超えた壮大なロマンスです。
現実味のないドラマを成功させたのは、ヒロインの人魚シムチョン役を演じたチョン・ジヒョンの功績が大きい筈です。
彼女には、“人魚”といっても納得させられるプロポーションと演技力、そして彼女にしかない魅力がありますから。
ファンタジーをリアルに胸キュンさせた名スタッフ
本作の脚本家は2013年「星から来たあなた」のパク・ジウン作家。
パク作家は、荒唐無稽な宇宙人と地球人の恋を見事に大ヒットさせました。
そして演出を手掛けたのは、「主君の太陽」や「華麗なる遺産」を大ヒットさせたチン・ヒョク監督。
この二人が、絶滅寸前の人魚と詐欺師との恋物語という、B級ホラーか安っぽいラブコメかと思われがちのドラマのテーマを、現実味を持ったストーリーに膨らませました。
そしてそのストーリーに的確に笑いを入れながらも女性をキュンキュンさせる台詞と映像で最高のファンタジーラブコメに仕上げてくれたのです。
女性だけでなく、男性が見ても、こんな女性を守ってあげたいと思わせる演出で最後まで飽きさせずに見せてくれる素晴らしいドラマになっています。
主役2人の魅力
チョン・ジヒョンの演技力と、出産後にも関わらず、その抜群のプロポーションの良さとかわいらしさで魅せてくれたことに驚きます。
本作は、これまで彼女の代表作として挙げられた『猟奇的な彼女』にとって代わるほどのはまり役と言っていいでしょう。
一方、詐欺師ホ・ジュンジェ役を演じたイ・ミンホも、こんな人なら騙されてもいいと思わせる超イケメンぶりで魅せてくれ、詐欺師に加えてツンデレの彼が、人魚に対して冷たかったのが、次第に甘くなっていく。その過程にきっとキュンキュンするはずです。
この二人の胸キュンシーンは各話にちりばめられているので、どの回も見逃せません。
ハラハラドキドキのサスペンス要素
本作は、過去と現在を交錯しながらも数百年の時空を超えて物語が展開されます。
前世での悪縁が今世でもそのまま引き継がれるのか?
それを回避できるのかどうかに、サスペンス要素が加わり、ドラマ全体の謎を解いているのも見どころです。
いい味を出すバイプレイヤーたち
最初に挙げたいのが、チョ・ジョンソク扮する先輩人魚です。
まず、男の人魚?という以外性。
人魚は女性という概念を見事に覆してくれました。
彼のコミカルな演技は少ない出演ながら強い印象を残しました。
シン・ウォンホ(CROSS GENE)の日本人という設定で、少ないセリフながら天才ハッカー・テオ役で抜群の存在感をみせた彼の演技にも注目してもらいたいです。
チョ・ナムドゥ(イ・ヒジュン)の先輩詐欺師も現在と過去に現れ、敵か味方か区別できないという疑惑の人で、これがまたいい味を出した演技をしています。
『青い海の伝説』のキャスト(登場人物)と相関図
- ホ・ジュンジェ役ーイ・ミンホ
イケメン天才詐欺師。
幼いころの心の傷から、心を閉ざしている。
人間の世界がわからない純粋なシムチョンに段々心を許していく。
朝鮮時代では、人魚・セファの命を救う。 - シムチョン役ーチョン・ジヒョン
ある事故で陸に打ち上げられてしまった人魚。
ジュンジェに出会い、人間の世界を知っていく。朝鮮時代は人魚セファとしてタムリョンと恋に落ちる。 - チョ・ナムドゥ役ーイ・ヒジュン
ジュンジェを詐欺の世界に導いた、兄貴的存在だが、実際は情けない生活を送っている。 - テオ役ーシン・ウォンホ(CROSS GENE)
ジュンジェと居候している無口な天才ハッカー。
『青い海の伝説』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法
『青い海の伝説』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法はこちらのページで詳しく解説しています。
青い海の伝説|日本語字幕フル動画を今すぐ安全に無料視聴する方法《韓国ドラマ》感想・見どころも
http://www.tv-tokyo.co.jp/aoiumi/より引用 ドラマ『青い海の伝説』は、絶滅寸前の人魚(チョン・ジヒョン)が天才詐欺師ホ・ジュンジェ(イ・ミンホ)に出会い、陸上での生活に ...
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