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朝鮮ガンマン|イジュンギ&ナムサンミ主演!感想キャスト相関図|朝鮮王朝末期に数奇な運命に翻弄される1人の男性の愛を描いた時代劇最高のラブストーリー

イ・ジュンギナム・サンミが『犬とオオカミの時間』から7年ぶりにタッグを組んだドラマです。

『王の男』『一枝梅(イルジメ)』『麗』など「時代劇の似合う男」として数々の時代劇を盛り上げてきたイ・ジュンギがここで新たな魅力をまた見せてくれます。

冷徹な日本の商人と熱い思いを秘め復讐を誓う韓国人のガンマンというイ・ジュンギの1人2役は常に役者として進化する彼の魅力を最大限に引き出しています。

日本・清・ロシア・欧米列強が文明開化を朝鮮へ推し進める時代の変わり目のさ中、主人公である朝鮮人男性の愛と復讐心とその裏に隠された悲しみは観る者を惹きつけてやみません。

朝鮮王朝末期に数奇な運命に翻弄される1人の男性の愛を描いた時代劇最高のラブストーリーは必見です。

(画像はhttp://star.mt.co.kr/stview.php?no=2014070304043454639より引用)

『朝鮮ガンマン』あらすじ

朝鮮王朝末期。時の王、高宗が支持する開化派の学者たちが謎の銃使いによって次々襲われ、武官のパク・ジナン(チェ・ジェソン)は王命により捜査に乗り出す。ジナンの息子ユンガン(イ・ジュンギ)は男装した娘スイン(ナム・サンミ)を銃使いと勘違い、さらに妙な縁から彼女の家に居候することに。はじめはユンガンに悪印象を抱くスインだったが、ユンガンに窮地を助けられ、互いに惹かれ合っていく。そんな中、ジナンが銃使いに殺され、ユンガンもスインの目の前で銃に倒れる。3年後、港を訪れたスインは、日本から商談のためにやってきた商人・半蔵に出会う。ユンガンに瓜二つの半蔵に驚くスインだが、半蔵の態度は冷たい。一方、半蔵は行商団・京畿褓商の長ウォンシン(ユ・オソン)と接触するが、その真の目的は腕に傷跡が残る銃使いを捜すことだった。

公式ページより引用

 

『朝鮮ガンマン』見どころ

https://alchetron.com/Gunman-in-Joseonより引用

朝鮮王朝の最期の王"高宗"が進める開化派の学者たちが何者かの銃弾によって倒れる事件が相次ぎます。

この時武器は刀から銃へと変遷し始め、銃使いが重用されるようになっていました。

武官のパク・ジナン(チェ・ジェソン)は王からの命令により、学者たちを殺した謎の銃使いを探すために捜査を開始します。

ジナンの息子ユンガン(イ・ジュンギ)は偶然知り合ったスイン(ナム・サンミ)と奇妙な縁からスインの家に居候することになります。

最初はユンガンを毛嫌いしていたスインですが、打ち解けていくうち、次第にお互い惹かれあっていくようになります。

そんな矢先、ジナンは開化派と対立する守旧派の陰謀により汚名を着せられた上に、謎の銃使いから狙撃されて命を落としてしまいます。

ユンガンも銃使いから逃げる途中、スインの前で銃弾に倒れ川へ落ちて浮き上がらず、愛するスインと大切な妹のヨナ(キム・ヒョンス)を残したままこの世を去ってしまいます。

 

謎の日本人「長谷川半蔵」

https://alchetron.com/Gunman-in-Joseonより引用

ユンガンが亡くなってから3年後、日本の商団が朝鮮に降り立ちます。

その中に一際目立つ長谷川半蔵(イ・ジュンギ)はユンガンに瓜二つです。

新しいものに目がないスインは外国の商船からいろいろなものが届く港で商品を物色していましたが、偶然日本の「山元商団」の一員である半蔵を見てユンガンが戻ってきたと喜びます。

しかし、彼は日本人であり、親しそうに近づくスインを邪険に追い払います。

ユンガンと違い冷たい性格の半蔵に気を落とすスインですが、実は半蔵はかつてユンガンであり、父親を殺された復讐という決断を胸に抱き、日本人として朝鮮へやって来たのです。

自分に課せた「父親の復讐」という目的のために半蔵として生きることを選んだ彼は、ユンガンであることを知られてはならないため、愛していたスインにも知らないふりをして辛く当たりますが、心の中では彼女に涙を流して謝っているのです。

半蔵となったユンガンの目的は、父の汚名を返上して真犯人を探し出し、妹のヨナを救うことですが、父が罪人としなったために奴婢の身分に落とされた妹を探すことが困難を究めます。

朝鮮人でありながら、日本人に身をやつし、

愛する者を守るため、愛する朝鮮を守るため、今復讐を秘めた1人の男がガンマンとなって立ち上がります━━。

 

行商団との取引

http://www.busan.com/view/busan/view.php?code=20140709000248より引用

山元商団の日本人商人として朝鮮を訪れた半蔵は京畿褓商のウォンシン(ユ・オソン)とその娘ヘウォン(チョン・ヘビン)に接触します。

最初は日本人の商売相手として接していた親子ですが、爆薬を作るために新しい物好きのスインを爆薬担当にさせたりと、どうも動きが怪しい商人です。

その怪しさの源泉を半蔵は解こうとしますが、父が大好きで、半蔵にも好意を持つへウォンがスインを遠ざけ、自分を振り向かせようとします。

スインから誤解を受け、戸惑う半蔵・・。

自分のスインへの気持ちを抑えられなくなり、そっと影からスインを見つめることしかできません。

 

復讐のためガンマンの道へ

https://www.youtube.com/watch?v=Kehrr_TLIHsより引用

ユンガンは父の名誉を取り戻す証拠を集めるため、奴婢となった妹を助けるために自らがガンマンになり、まだ見ぬ敵へと復讐を開始します。

3年前に辿り着いた日本で育んだ反骨精神を武器に、亡くなった本物の長谷川半蔵の生き様を自分に反映して、以前のユンガンとは別人のような生き方を選びます。

しかし、彼の本質は以前とは何も変わっていません。

スインを愛し、妹の今の身分を嘆き、早く救ってあげたいという優しさは何一つ変わっていないのですが、長谷川半蔵として生きるために、愛は邪魔にしかなりません。

ユンガンは誰にも知られることなく、夜陰に紛れて活動をしていくのです。

 

『朝鮮ガンマン』キャスト相関図

『朝鮮ガンマン』キャスト相関図

http://www.cinemart.co.jp/gunman/story.htmlより引用

 

『朝鮮ガンマン』感想

http://www.econovill.com/news/articleView.html?idxno=211130より引用

なんといってもイ・ジュンギと熱愛になったチョン・ヘビンの出会いのきっかけになった作品と言うことで話題になりました。

この放送が終了してから何度もこの2人の熱愛記事は出ていましたが、お互い否定していました。

しかし、2017年4月に「16年から交際をしている」とチョン・ヘビンが語ったため、イ・ジュンギが公の場で謝罪する騒動に発展しました。

結局交際宣言をしてから4ヶ月で破局してしまいましたが、美男美女のカップルの誕生となった出会いのドラマ作品です。

ナム・サンミは2015年1月に結婚したので、可能性として2人のロマンスが期待されただけに実際の熱愛と破局にファンは右往左往しました。

特に日本では多くの視聴者が「ドラマの中でナム・サンミよりもチョン・ヘビンとの恋がいい」と思われていただけに、韓国よりも2人の恋愛はすんなりと受け入れられていたようです。

 

ウォンシンとの対決

https://www.youtube.com/watch?v=l6s5Ayb346Mより引用

商談のウォンシンが最大の敵である、謎のガンマンの正体なのですが、ウォンシンは何度も危機を迎えてもしぶとくユンガンの前に現れては立ちはだかります。

ゴキブリ並みの生命力と蛇のような執念の持ち主で、見ていて怖気がします。

これだけの執着があれば、どんな手を使って商談を大きくしたのかは、考えなくてもわかります。

己の欲と一人娘へウォンへの愛情のためでしたが、度を超えてしまい、人間らしさを一切感じられません。

へウォンと親子2人の愛情で繋がれていますが、親子の情が強すぎてへウォンは愛するのに振り向いてくれないユンガンが父の命を狙うことを知ると、愛しみながらも憎むように変わっていきます。

 

ユンガンとスインの愛、再び

https://www.youtube.com/watch?v=38U_BpMBcnYより引用

スインへの想いが募るユンガンと、半蔵がユンガンだとしか思えないスインの2人の気持ちは、頑なだった「日本人:半蔵」という上部だけ纏った鎧を瓦解いさせていきます。

「私が生きている間にはその方を忘れることはできません。短い期間でも、一緒に笑ったり泣いたり苦楽まで共にしました。思い返せば、その方と一緒に過ごした時間が私の一生の内、もっとも幸せな時間でした

とスインが亡くなったユンガンの想いを半蔵に語った瞬間から、ユンガンはユンガンとして彼女に接しようと変わります。

ついに妹ヨナを救い出し、スインと3人で今から来たるであろう別の未来を見据えます。

http://m.kyeongin.com/view.php?key=874556#rsより引用

1番好きだったシーンはスインとヨナと幸せな時間を過ごすユンガンが、スインの作った花火をするところです。

夜露で湿った原っぱでなかなか火の付かない火薬に手こずりながらもスインが付けた花火は綺麗に立ち上がり、煙の中でユンガンがいたずらっ子のようにスインの頬に口づけするシーンは、戦ってきたユンガンが癒しを得られたひと時です。

またこの後に戦いは始まりますが、束の間の穏やかな時間は見ている私も癒されました。

 

明るい未来のために

http://www.ohfun.net/?ac=article_view&entry_id=3610より引用

ユンガンは時代の波に翻弄される朝鮮の中で明るい未来のために自分の目指す世の中を作って行きます。

すべての朝鮮の人々が悲しまないような、そんな未来です。

父の名誉を取り戻し、身分を貶められた妹を救う目的を果たすと次の段階へと進むのです。

最初の頃の飄々としたユンガンとはまるで別人のようです。

次の時代を目指し、彼はガンマンの身分を捨てて、世の中を変えていきます━━愛しいスインと共に生きながら。

 

『朝鮮ガンマン』まとめ

https://www.cineserie.com/series/505044/より引用

この作品の中で印象に残ったのは2人の日本人でした。

今では日本でもドラマやCMに数多く出演している金丸役の大谷亮平と、日本で本物の半蔵役だった元Jリーガーの吉村謙一です。

2人とも韓国ドラマや映画などで活躍しています。

日本人が韓国で役者として活躍するのは嬉しいですね。

日本語がきちんと聞き取れるのは嬉しいです。

韓国俳優が喋る日本語は発音が不自然で、字幕がないのに何を喋っているのか理解できない時か多々あります。

このドラマでもイ・ジュンギが日本語を話すのですが、日本語昔はもっと上手だったのに、と思ってしまいました。

日本人役は是非とも日本の役者をこれからも使っていってもらいたいと思います。

この作品でのユンガンの変わらない優しさと、強く変わっていく「正義」を貫く気持ちを感じていただけたらと思います。

 


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