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韓国映画

殺人者の記憶法|ソルギョング&キムナムギル!感想・見どころ・キャストまとめ

https://www.openbook.org.tw/article/p-22140より引用

様々な役柄を今まで演じ切り"カメレオン俳優"と異名をとるソル・ギョングが過去の殺人者を演じるこの作品は、重厚な雰囲気の中で事態が二転三転する先が読めないストーリーです。

新しい殺人者として登場するキム・ナムギルとは『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』以来、9年ぶりの共演となります。

この『殺人者の記憶法』は最近見た映画の中では一番面白かったと思います。

原作は韓国の有名小説家キム・ヨンハの同名小説です。

キム・ヨンハは韓国での有名な文学賞をほぼ受賞しているというベストセラー作家であり、本作の原作小説も予約時点でベストセラー、発売すると1位を記録しました。

この作品は、記憶を失うという恐怖がじわじわと迫ってきて、切なさと心情的な怖さの両方を味わうことができます。

クライムスリラーだけではなく、ちょっとした笑える場面もあり、なかなか見ごたえのある作品です。

『殺人者の記憶法』あらすじ

獣医のビョンスはアルツハイマーで元連続殺人鬼という顔を持ち、日々の出来事を“録音”することを習慣に過ごしていた。
ある日、接触事故を起こし謎の男テジュに出会う。
その目つきに彼もまた殺人犯だと確信し、警察に通報するがまともに取りあってもらえない。
やがてテジュはビョンスの愛娘ウンヒの彼として目の前に現れる。
ビョンスは1人でテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーにより記憶は途切れ混乱していく。
そうしてまた始まった連続殺人事件…。これはヤツの仕業なのか?

公式ページより引用

 

『殺人者の記憶法』見どころ

http://www.breaknews.com/sub_read.html?uid=526262より引用

17年前まで殺人を続けていた主人公のキム・ビョンス(ソル・ギョング)は、その時に自損事故で脳の障害を持ち、アルツハイマーを患ってしまいます。

記憶がなくなってからは、警察に保護される父の為に当時高校生だった一人娘のウンヒ(キム・ソリョン/AOA)は父にボイスレコーダーを渡し、自分の声を録音して記憶を確認するように促します。

ビョンスは、日記を書いているから大丈夫と断るも、せっかく娘のプレゼントしてくれたレコーダーを使うことにします。

そして、彼がパソコンで書いていた日記には、過去の自分の殺人の記憶が残されていたのです━━。

その頃、町では連続殺人事件が起こり、ビョンスの中の"何か"が目覚めていきます。

 

ソル・ギョングの役作り

https://realsound.jp/movie/2017/12/post-144128.htmlより引用

ソル・ギョングの見た目にまず驚きます。

2014年映画の『監視者たち』で観たソル・ギョングの面影が一切ありません。

髪型のせいで、初老のおばさんに見えてしまいました。

彼は「特殊メイクでは役に入りきれない」と考えて、主人公の年齢が50代後半から60代前半であるため、食餌制限と運動で10㎏以上減量をしたそうです。

そのおかげで、誰も見たことのない老いた風貌のソル・ギョングが誕生しました。

頬はこけ、皺の目立った顔はアルツハイマーを患って老いた顔そのものです。

"カメレオン俳優"は、ここまでこだわるという底力を見せてもらったように思います。

 

キム・ナムギルの役作り

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/09/14/2017091400977.html?rsMobile=falseより引用

ソル・ギョングとは反対にキム・ナムギルは14㎏の増量をしました。

最初はキム・ナムギルも減量を考えていたのですが、ソル・ギョングからかえって太った方が怖さが出ると言われ、増量に励み、食べ続け、ソル・ギョングは食べずに気まずい空気の中、14㎏増量したそうです。

イケメンは太ってもイケメンですから、キム・ナムギルのぷくぷくしたほっぺが可愛くてたまりません!!

寧ろ太った方が可愛い♡と思ってしまいました。

しかし、前年公開された映画『パンドラ』でも役作りの為7、8㎏増量し、昨年放送されたドラマ『医心伝心』ではすらりとした姿に戻り、急激な体重の変化で彼の体調が心配になりました。

医心伝心|キムナムギル&キムアジュン主演!感想・見どころ・キャスト相関図まとめ

キム・ナムギルの役作りはストイックすぎて「韓国の鈴木亮平」としか言いようがありません。

 

殺人者同士の出会い

http://gensakudaidoku.hatenablog.com/entry/2018/02/04/122745より引用

ビョンスは運転中にボイスレコーダーを探そうとわき見運転をして、追突事故を起こしてしまいます。

ビョンスは17年前の自損事故もわき見運転でした。

こんなわき見事故ばかりする人がクロスカントリー車の運転なんて間違っているとしか思えません。

霧の中の追突事故で、このシーンで追突されたセダンは5mほど前へ動いています。

殺人車ですよ、この車にこの運転手は!!なぜ無事に運転免許を更新できているのか謎です。

当たった衝撃でトランクが開き、中から血が洩れているのに気づくビョンスはすかさずその血液をハンカチに採取します。

それをドアミラー越しに見つめる運転手・・運転手は降りてきて、にこやかにビョンスに話しかけます。「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」と、被害者なのにとても好青年です。

「鹿を撥ねてしまいまして」という言い訳もビョンスは信じません。

ビョンスは"彼の中にある何か"を感じ取っていたからです。

https://realsound.jp/movie/2018/01/post-145499.htmlより引用

お互いの連絡先を交換しようと持ちかけるビョンスですが、好青年は名刺を取りに行くふりをして、そのまま走り去ってしまいます。

そして、ビョンスは確信します。

「あの目は人殺しの目だ」と。

かつての自分と同じ目をしていたことを感じ取り、車に戻るとレコーダーに今の事故を吹き込みます。

 

新旧殺人者の対決

http://moviche.com/contents/news/52442/より引用

後にの娘ウンヒの交際相手で結婚相手となった警官のミン・テジュ(キム・ナムギル)にビョンスの過去の殺人を暴かれ、テジュに連れ去られたウンヒを助けるために2人は対決します。

この対決は手に汗握るシーンの連続です。

殺すか殺されるかという対決の中で2人の実力派俳優の演技が壮絶に描かれています。

娘の交際相手があの事故の相手だと気づいた瞬間から17年前の殺人をしていた頃の体力を取り戻すべく体力づくりを始めたビョンスです。

17年のブランクがあっても元は殺人者のビョンスです。

最初は記憶のないビョンスですが、大切な娘ウンスを守るためにテジュと互角の争いを繰り広げる姿は、新旧の殺人者対決として息をのみます。

一瞬たりとも目の離せないシーンです。

 

『殺人者の記憶法』キャスト

キム・ビョンス役ーソル・ギョング

公式サイト(http://www.finefilms.co.jp/kiokuho/)より引用

 

ミン・テジュ役ーキム・ナムギル

公式サイト(http://www.finefilms.co.jp/kiokuho/)より引用

 

キム・ウンヒ役ーキム・ソリョン

公式サイト(http://www.finefilms.co.jp/kiokuho/)より引用

 

アン・ビョンマン署長役ーオ・ダルス

公式サイト(http://www.finefilms.co.jp/kiokuho/)より引用

 

『殺人者の記憶法』感想

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=236736より引用

この作品の鍵は「記憶を信じるな」というビョンスの言葉にあると思います。

二転三転する物語はすべてビョンスの記憶にあります。

視聴しているこちらまで、何が正しい出来事なのか混乱してしまいます。

どこがビョンスの正しい記憶か、アルツハイマーとして失っていく記憶と交差する物語はどちらが正しい物語なのかわかりません。

 

優しい警官ミン・テジュがまさかの殺人鬼

https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=9231207&memberNo=16111000より引用

ビョンスに殺人者だとして車のナンバーを警察にリークされたテジュですが、警官の彼はそれをもみ消して「鹿を撥ねた」と同僚に話し、貰った名刺に電話をかけてビョンスに警告します。

それだけ見ても、ただの好青年の警察官にしか見えません。

その時はまだ殺人シーンはあっても、彼の姿は映し出されていないからです。

子猫をビョンスの営む動物病院へ連れて行き、そこでテジュはウンスと出会い、優しくてイケメンの警察官にウンスは心を奪われます。

女性ならこの顔の高身長で子猫を病院に連れてくる優しさを見て、しかも警察官という公務員の好条件がそろっていれば惹かれることでしょう。

テジュとウンスは順調に交際を続けますが、デートの途中で偶然ビョンスと出会ってしまいます。

最初はテジュがわからなかったビョンスですが、レコーダーを聞くとじわじわと記憶が蘇ります。

テジュの正体を知ったビョンスはウンスを閉じ込めたり、修道院に預けたりとしますが、この記憶もビョンスの壊れゆく記憶の幻覚だったりとして、観ているだけで何が正しいのか理解に苦しみます。

しかし、そこがこの作品の面白いところです。

何が本当で何が間違っているのか、それは受け取り手により大きく変わります。

自分の解釈で観ていくからこそ面白いのです。

https://www.soompi.com/article/1032651wpp/aoas-seolhyun-describes-co-star-kim-nam-gils-attitude-changeより引用

また、ウンスに殺人者と露見したテジュの変わりようがすさまじいものがあります。

最初は彼女の父が殺人者であり、幼い頃に消えた母親も竹林の中から見つかったと教えると、ウンスは恐怖に戦きます。

しかし、テジュを追ってきた派出所のアン・ビョンマン(オ・ダルス)署長が裏口から入ってきたことに気付き、署長を殺してしまった現場をウンスに見られたため、ウンスは逃げ出します。

この時、テジュが署長を殺す際に言い放った「だから男を殺すのは嫌いなんだ!!」という台詞で、今まで楽しんで女性を殺してきたことが伺えます。

だから、殺すのに力のいる男を殺すのは不本意だが、今は致し方ない・・という風に聞こえます。

https://woman.infoseek.co.jp/news/k-pop/sports_seoul_26280より引用

逃げたウンスを追って颯爽と山の中を追うテジュの速さは人間とは思えません。

子どもの頃に絵本で読んだ山婆が村人を追うようです。

追い付くと、結婚相手だった筈のウンスの後頭部を掴んで枯れ木に顔からぶつけます。

短い間ですが、交際して結婚まで決めた相手にあまりな仕打ちです。

もう、優しい警官だった彼の姿はどこにもありません。

冷酷な最近世間を騒がせた殺人鬼そのものです。

山の中の古びた山荘に顔から血を流したウンスを有無を言わさず連れ帰り、冷酷なまなざしで口をテープで止め、腕を縛り上げる姿はこれからウンスを殺す決意をしたかのようです。

 

ビョンスの記憶

https://ameblo.jp/peony801/entry-12306337264.htmlより引用

ビョンスにはマリア修道院で働く姉がいました。

実際に洗濯物を干す姉に海苔巻を食べながら話すシーンがありますが、これさえもビョンスの定まらない記憶です。

実際には姉は何年も前に亡くなっていて、修道院自体も朽ち果てた後です。

ウンスをテジュから匿おうと、タクシーを手配して姉に頼んで修道院に送ったのもすべてビョンスの幻覚でした。

ビョンスは17年前の最後に殺した女性が誰だったのか思い出すこともできません。

そして、その女性を殺した帰りに事故を起こし、彼の脳の侵食は始まっていたことにも気づいていなかったのです。

 

殺人者の記憶法① 日記

http://gametapa.tistory.com/entry/より引用

ビョンスは最初の殺人からすべてをパソコンに日記として綴っていました。

最初の酒乱で暴力の酷い父親を殺した時から、事細かく。

自分が死んでも当たり前と思うならず者たちを次々と殺し、正義感さえ覚えているように思えます。

しかし、その日記を忍びこんできたテジュに読まれてしまいます。

テジュはビョンスを縛り、嬉々として日記を読み続けます。

そしてテジュに「死んでもいい人間を殺した?どうしてあんたがそう決めつけるんだ」と核心をつかれたことを言われてしまいます。

それでも騒ぐビョンスを一喝しますが、この時のテジュが一番怖かった印象が残りました。

テジュは大声で叫んだのに、顔は冷静なままで、大口を開けることなく、普通に喋るような表情で、目だけが異様に冷酷なままです。

人間としてこんな叫び方は普通できません。

この時に一番テジュの人間離れした感情を感じ取れました。

 

殺人者の記憶法② ボイスレコーダー

http://parksungwoong.tistory.com/5847より引用

錯綜する記憶の中で、ビョンスはレコーダーの自分の録音を聴いては過去を思い出し、現実を理解します。

ビョンスの記憶がおかしくなる前兆はいつも片側の頬が痙攣しだします。

テジュを殺そうとして家の前で待ち構えていた時も痙攣して一週間の記憶が消えるほどです。

かなり重症な病状になっているのではないでしょうか!?

度々消える記憶をテジュにいいように利用されては、レコーダーを聞いて正しい記憶を思い出すという状態が続きます。

 

ビョンスは蘇った殺人者なのか!?

http://gensakudaidoku.hatenablog.com/entry/2018/02/04/122745より引用

あいまいな記憶の中でも、何かがかちりとはまることがあります。

そして、ビョンスの記憶の中で17年前最後に殺したのは、ウンスの母親だという事実を思い出します。

浮気した母親の相手を殺し、妻を連れて帰ろうとしますが、実はウンスはビョンスの子ではないという事実を知ってしまいます。

結局、妻を殺し、その帰りに事故を起こして脳に障害を負うことになるのですが、じわじわとアルツハイマーにより記憶がおかしくなったのではなく、実はもうその時点から記憶障害は始まっていたのです。

妻を殺したことを忘れ、ウンスを自分の娘と信じて17年間静かに獣医として生活していたのです。

そして、テジュを殺人鬼だと派出所のアン・ビョンマン署長に何度も訴えます。

しかし、逆に日記を読んだテジュから警察による竹林の捜索で遺体が何体も発見され、殺人鬼の過去を暴かれてしまいます。

いなくなったウンスさえも自分が殺したと思い込むビョンス。

記憶がどんどん曖昧になり、錯綜し、自分がわからなくなる恐怖と、自覚のないままに連続殺人を犯してしまった恐怖に打ち震えるビョンス。

しかし、彼はボイスレコーダーを聞くことにより、正しい記憶を取り戻していきます。

 

ラストまでも驚愕の記憶が・・

https://blog.goo.ne.jp/ginmakutaitei/e/6c20bd9906a03ea4f7e4e8f00a077e51より引用

冒頭とラストシーンは雪の積もったトンネルから出て来る場面です。

トンネルから出るということに、過去との決別と新しい自分の進むべき道を表しているように感じてしまいました。

そして、彼は山荘のテジュとの戦いで、彼を殺しています。

しかし、ビョンスは「記憶を信じるな」「あいつはまだ生きている」と自分に言い聞かせます。

http://angelcrystals.seesaa.net/article/454457672.htmlより引用

そこには物憂げに佇むテジュの姿が・・。

そこで物語は終わるのですが、果たして最後のテジュは本当に生きているのでしょうか?それともビョンスの頭の中の勝手な記憶が作り上げた幻想なのでしょうか?!

最初観た時はわけが分からず、3回ほど観ましたが、決して後味の悪い作品ではありません。

何が現実か何がビョンスの頭の中の出来事なのかなかなか整理の難しいストーリーですが、監督はそれが狙いだったのだと思います。

アルツハイマーを患い、日々自分の記憶を失くしていく恐怖と、それさえも忘れてしまう恐怖。

殺人が題材ですが、本当の恐怖は記憶を失くすという恐怖です。

私たちは病気にならなくても、ちょっとしたことを忘れたりするのは日常茶飯事です。

しかも、老いていくにつれてそれは酷くなります。

それがアルツハイマーという病気による記憶の喪失と錯綜であればどれだけ自分の記憶力が信じられなくなることでしょう。

「記憶を信じるな」というビョンスの言葉は深いと思います。

私たちも日々の記憶や思い出を大事にして生きて行きましょう。

いつか年老いて「記憶を信じるな」と思うようになるまでは━━。

 

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