同名のアメリカで大流行したドラマの韓国リメイク版です。
米国ドラマで見られなかった方も観られるように、残虐な死体を直接映像にする場面などはありません。
ただ、題材が題材だけに、残虐な事件は続きざまに起きますし、苦手な方は大いにいるだろうと思います。
でも!!
イ・ジュンギとソン・ヒョンジュのツートップが出るということで、否が応にも観たくなる気持ちにさせられます。
『クリミナル・マインド:KOREA』あらすじ
ある日、ソウルで爆弾テロが発生。エース隊員のキム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ)を含むEOD(爆発物処理班)と、NCI(国家犯罪情報局)の2チームが出動する事態に。
上層部は、NCI行動分析チームのチーム長カン・ギヒョン(ソン・ヒョンジュ)が出した容疑者のプロファイル結果を無視して指揮を取り、その結果爆弾は爆発。
ヒョンジュンはその爆発でEODの仲間全員を失ってしまう。その事件から、1年後。
20代女性をターゲットにした連続殺人事件が起こり、20年前に起こった事件と関係があるとされ、NCIと警察の共同捜査チームが結成される。
爆弾テロ事件の罪悪感でNCIを辞めたギヒョンだったが、同じチーム員のハ・ソヌ(ムン・チェウォン)にNCI復帰を頼まれる。
ためらうギヒョンだったが、妻に励まされ、復帰を決意。
そして、テロ事件後に刑事として復帰したヒョンジュンも共同捜査チームに配属されることに。
ギヒョンのプロファイリング捜査が進む中、ヒョンジュンの親しかった後輩の妹が新たに拉致される。
犯人はすぐに捕まったが、彼女の行方は分からないまま…。果たして彼らはプロファイリングを通して、被害者の命を救えるのか?!
Mnetより引用
『クリミナル・マインド:KOREA』感想
冒頭のイ・ジュンギでごはん5杯いけます!!
冒頭のシーンから爆破に続く爆破で、製作費のかかりようが伺えます。
爆破でビル壁は爆風で粉塵と化すし、車は数十台宙を舞います。
一年前、その現場の放送局では爆破処理班とヒョンジュン在職の機動隊がいました。
間違った上司の指示で爆破を阻止できず、ヒョンジュンの弟のようだった存在の爆破処理担当はボタンの押し間違いで亡くなってしまいます。
爆発物の残骸となった瓦礫しかないコンリートの骨組みの中。
煤まみれで爆破後の粉塵の中でモノクロのように立ち尽くすヒョンジュンの姿・・。
彼は悲しく拭えない大きな傷を心に負うのですが、このシーンはイ・ジュンギが神々しく見えてしまいました。
指示を出した上司たち(正しい指示をしたギヒョンとその支持を覆したその上司)を憎むシーンの筈なのですが、堕天使の降臨シーンにしか見えなかったのです・・ファンとしては♡
その後のお葬式のシーンでは、不謹慎なのですが・・イ・ジュンギの制服姿に萌えまくりです♡
これ、まだ冒頭ですよ。
冒頭でイ・ジュンギファンを萌え殺しにかかっているとしか思えません。
これだけでも眼福です。
興奮しまくりです。
第一話の冒頭だけでごはん5杯くらいはいけちゃいます、ファンなら(笑)
ソン・ヒョンジュがいい人に思えなかった理由(個人的意見)
また、チーム長を演じるソン・ヒョンジュがどうしてもいい人には見えなくて、何故なのかと考えたら、『キツネちゃん、何してるの?』で、ジュニをいじめた(?)あの「ブルドッグ」社長だったからです。
ジュニを杖で小突いては口を開けば「帰れ」「行け」(同じ韓国語のカーという言葉)しか言わないという輸入会社社長のいけすかない男のイメージが強くて、悪い人に見えてしまっていたのです。
先入観って怖いですね。
この時、コ・ジュニ役をしたのが『彼女はキレイだった』のハリ役をしたコ・ジュニです。
それまでは本名で活躍していたのですが、『キツネちゃん・・』の役名コ・ジュニを芸名としました。
顔の変化があまりに激しくて、最初は同一人物だと思っていなくて、また同じ芸名?めんどくさいと思っていました。
彼女の変貌ぶりはすごいです。
今度、機会があれば彼女の整形を調べてみたいですね。
作品として
原作とは違った攻め方ですから、本家アメリカ版のファンだと離れてしまうと思います。
原作乖離作品の嫌いな韓国ですから、韓国内での評判は初回から下降してしまったのは仕方ないと思います。
『クリミナル・マインド』というよりは『アイリス』に近い感じに思えます。
最初はそれぞれキャラクターが個性的なはずが、観続けていくうちに、個性がなくなっていきます。
最初変人キャラだったナナでさえ、途中から普通の人になってしまいますし、天才は天才とは言い難いキャラになっていきます。
これは脚本が悪いとしか思えません。
アメリカ版の膨大な話の中から、韓国でも不自然ではない数話を摘出して制作されたようですが、韓国の脚本が要員の個性を殺してしまったように感じられます。
アクションシーンもイ・ジュンギ以外は迫力に欠けています。
期待度が大きかっただけに、蓋をあけたら、これ?という感じでした。
どうりで初回視聴率が最高で、それから伸び悩んだ理由がわかりました。
各要員に重い背景を持たせていながら、それを生かし切れていないのも残念でした。
しかし、犯人はうまく描写されていたと思います。
NCI要員より犯人のリーパー(殺害者)の方が生き生きとしていたように思います。
夫からDVを受けているようにしておきながら、実は裏で全部を仕切っていたのは妻だった、とか予想外の犯人像がいい意味で期待を裏切りました。
普通の犯罪者でも報道番組で捕まえられたのに笑っていたりするのを見るとぞっとしますが、実は笑っている方はまだ人間らしさを保っているのだそうです。
本当に怖い犯罪者は無表情で一切何も感じていないらしいのです。
この作品にも後者のような人が出てきます。
殺人に馴れてくるリーパーの精神のおぞましさは充分伝わるかと思います。
扱われている事件は連続殺人犯や反社会的人格者により起こされたものが中心となり、陰惨な内容で、ドラマ全体の雰囲気は重く暗い感じです。
しかし、予想外の結果や逆転が起きることから、話の進行と同時に興味深い展開を続けます。
韓国のサスペンス捜査スリラーが好きな方は楽しめる作品になっている思います。
これだけは確かなのですが、イ・ジュンギファンにはたまらない、垂涎物の作品になっています。
久しぶりのイ・ジュンギの現代劇で、彼のすらりとした肢体が見放題です。
彼のアクションシーンには惚れ惚れとしてしまうでしょう。
『クリミナル・マインド:KOREA』見どころ
アメリカ ABC Studioが制作し、全世界約200ヵ国で放送され、2005年から13年もの間、着実な人気を博しているアメ リカのヒューマンドラマ「クリミナル・マインド」の世界初リメイク版です。
『アイリス』の演出を手掛けたスタッフが本作に挑み、本場さながらの臨場感と緊張感を持った作品になっています。
イ・ジュンギが久々の現代劇に!!
『朝鮮ガンマン』『夜歩く士(ソンビ)』『麗~花萌ゆる8人の皇子たち』など、時代劇の続いたイ・ジュンギが、『TWO WEEKS』から4年ぶりの現代劇に帰ってきました。
今回、イ・ジュンギの役柄は抜群の現場捜索能力とプロファイリング技術を備えた、NCI(国家犯罪情報局の犯罪行動分析チーム)の現場捜索要員です。
これまで数々のアクションシーンを経験してきた彼は、ロシアの特攻武術である「システマ」を習得しより高度なアクションに挑戦しています!!
『シグナル』『トッケビ』でヒットを飛ばしたtvNにて放送されました。
これはtvNにて初めて水木放映のドラマとしての試みでもありました。
今作はケーブルドラマ史上最高の製作費をかけ、瞬きの瞬間も見逃せないスペクタクルな展開を繰り広げています。
最高視聴率4.9%というケーブルでは好調な視聴率です。
リアルタイム検索でも1位を獲得するほど好評でした。
残念ながら初回が最高でその後の視聴率は伸び悩みましたが、上手くいけばアメリカ版のようにシリーズ化されることもあるでしょう。
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『クリミナル・マインド:KOREA』キャスト相関図
本作の更なる魅力は、まさにNCIチームメンバーたちそれぞれにフォーカスして丁寧に描かれている彼らの“人間らしさ”。事件現場では犯人を捕まえるために徹底的に理性的で冷静に行動するが、彼らにもそれぞれに抱える事情や傷が1つずつは隠されており、共感度をさらに高めている。過去の事件のトラウマを胸に秘めるキム・ヒョンジュンをはじめ、連続殺人犯によって妻を失ったカン・ギヒョン、家族と葛藤が生じているハ・ソヌまで、自分の現実に苦悩し、挫折する人間の内面を丁寧に見せている。このようにドラマが進むにつれてますます深く描かれる各キャラクターの事情は、視聴者が彼らに感情移入することに一役買っている。
①キム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ) "捜索要員"
機動打撃隊EOD出身で、体を使うことでも頭を使うことでも、どこへ行ってもポールポジションをキープする最高の現場要員です。
最初は嫌々ながらもNCIの所属となります。
しかし、一度NCI要員となれば、犯罪者の立場から状況を再現、顧みる行動分析の特技を生かし事件を解決する役割を担って、率先して行動力を示します。
弱い者の前では常に優しいイケメンですが、忘れられない事件のトラウマを心に抱えています。
②カン・ギヒョン(ソン・ヒョンジュ) "チーム長"
ささいな身振り、目つきだけですぐさま犯罪者の心理を見抜きます。
必要な理性と感情、理論と実戦を適切に使えるまさにチーフプロファイラー。
チーム長としてチーム員のプロファイリングを統合し、深い洞察力を基に事件解決の鍵になる鋭い一言を投げたりする場面も多々あります。
業務上では原則主義者として時には冷静に見えますが、実は弱者を助けようとする人間的な姿を兼ね備えた真のチームのリーダーです。
家族思いの優しい父親ですがそれが仇になるとは━━。
③ハ・ソヌ(ムン・チェウォン) "行動分析官"
緻密で繊細な現場分析専門家でギヒョンと共にチーム内のプロファイリングを主導します。
他の要員が犯罪者の立場からプロファイリングする時、彼女は犠牲になった被害者の立場から現場を再構成し、事件の裏側に接近しようと試みます。
ビジネス的で感情の欠しい語り口、化粧気のない青白い顔は時に冷たく見えますが、誰よりも心の奥深くで湧き上がってくる犯人に対する怒りで、事件に対して最善を尽くします。
彼女は事件を追ううちに衝撃の事実を知ることに━━。
④ナナ・ファン(ユ・ソン) "情報化要員"
この人1番好きでした。
キャラも立ってて、1番他人の弱い場所を補うホワイトハッカーです。
彼女が幾台ものモニターを見て即座にキーボードを叩けば、隠れていた情報も現れる、天才ハッカーとはまさに彼女のためにある言葉ではないでしょうか。
独特のファッション、登場する度に変わるメガネのお洒落さ、親密な性格とユーモアの持ち合わせ、賢いのに愛くるしい存在です。
毎日暗鬱な事件だけに向き合うNCIチームに、活気と活力を吹き込むビタミンのような存在でもあります。
いつも暖かい気持ちで被害者に接したり、チーム員を励ましたりと母親のような役割を担っていますが、暇があればドールの髪を梳いているという、闇も持ち合わせています。
実はNCIに入るきっかけの過去に事件を起こしていました━━。
⑤ユ・ミニョン(イ・ソンビン) "メディア担当要員"
派手な容貌、優れた弁舌と情報伝達力を武器に、メディアとの駆け引きをしています。
さすが以前ドラマ『38師機動』で美人局役を演じた美女です。
受け付けられた事件の優先順位を定め、要員らと言論の仲介の役割を取り持ちます。
運動選手出身で言論担当としてチームに合流し、現在はプロファイラーになるために熱心に勉強しているので、渉外担当を今は専門にしています。
チーム内の雰囲気を暖かく平穏に維持しようと努める一番女性らしい気遣いをしています。
もともと優しく、豆腐メンタルなので、時には被害者の事情に胸が痛んで泣きたくなることも。
そんな彼女はチーム一員のプロファイラーとして成長していきます。
⑥イ・ハン(コ・ユン) "最年少天才要員"
IQ 187の天才!本1ページを読むのにかかる時間は6秒、完璧な映像記憶能力"カメラアイ"の持ち主です。
膨大な知識と客観的データを土台にする分析で、チームの道標的役割をしています。
知性的には完璧な彼ですが、感情的には子供のようで、プロファイラーとしては成長過程のお子ちゃまです。
髪型が似合わなすぎて、彼を見ると笑ってしまいます。
その髪型ノ・ミヌほどの美形ではないと、ダサいのに本人カッコつけてて、髪型変えればイケメンなのに、IQの無駄遣いかと(笑)。
彼は幼い頃からの心配事が未だに解決していないのですが━━。
『クリミナル・マインド:KOREA』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法
『クリミナル・マインド:KOREA』フル動画を日本語字幕で無料かつ安全に視聴する方法はこちらのページで書いています。
クリミナル・マインドKOREA|日本語字幕フル動画を今すぐ安全に無料視聴する方法《韓国ドラマ》感想・見どころも
https://kaigai-drama-board.com/posts/14925?p=3より引用 同名のアメリカで大流行したドラマの韓国リメイク版です。 米国ドラマで見られなかった方も観られるよう ...
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