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1%の奇跡|ハソクジン&チョンソンミ主演!感想・キャスト相関図|リメイク版は2人の恋愛関係に特化した胸キュンラブロマンス作品に!

ドラマ「1%の奇跡」は、2003年にカン・ドンウォンとキム・ジョンファの演じた、御曹司と教師の恋のリメイク作品です。

2016年の今回の作品では、御曹司を『サメ~愛の黙示録~』のハ・ソクジン、小学校教師を『オーロラ姫』のチョン・ソンミが演じています。

『高潔な君』『じれったいロマンス』と合わせて三部作になる作品で、この作品は2番目にあたる物語です。

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高慢な御曹司と平凡な小学校教師という過去の設定はそのままに、全く別の物語として2016年にさらに胸キュン度をパワーアップして生まれ変わったラブコメドラマとして放送されました。

(画像はhttp://eggtail.net/1percent20170104/より引用)

『1%の奇跡~運命を変える恋~』あらすじ

小学校教師のダヒョン(チョン・ソミン)は、生徒たちを連れて野外授業に出ていたある日、山で行き倒れになっている老人を見つけて病院に連れていく。ダヒョンの優しさにいたく感動した老人だったが、実はその人物は大財閥ソンヒョングループの会長、イ・ギュチョルだった。
イ会長は、グループの影響が少ないホテルで好き勝手に仕事をしている孫のジェイン(ハ・ソクジン)を見かねて、見ず知らずのダヒョンと結婚しろというとんでもない内容の遺言状を作成する。
ジェインはしぶしぶ従いつつも、ダヒョンが会長をたぶらかしたのではないかと疑うが...。

BS12より引用

 

『1%の奇跡~運命を変える恋~』見どころ

https://m.blog.naver.com/より引用

2003年も2016年もインターネット小説が原作であり、原作者のヒョン・ゴウンが脚本家として迎えられています。

ひょんなことから財閥の遺産相続に巻き込まれた教師と御曹司のドタバタ劇をコミカルに表現しています。

前回の方が家族の話など恋愛以外の要素が盛り込まれていて1%の意味が明確でしたが、今回のリメイク版は2人の恋愛関係に特化したラブロマンス作品に仕上がっています。

共に出会いの印象は最悪で、この相手とは99%恋愛関係に発展しないと互いに思っていた2人が、奇跡的な1%という確率から恋に落ちていく様子を描いています。

 

私が遺産相続人?!

https://www.youtube.com/watch?v=G4ACrNObD98より引用

屋外授業でたまたま裏山に倒れていたおじいさん(チュ・ジンモ)を見つけて病院へと運んだキム・ダヒョン(チョン・ソミン)は、彼女の生まれ持った優しさから老人に気に入られてしまいます。

病院費用を断ったダヒョンに老人はお礼としてリンゴを渡し、リンゴは好物だと喜ぶダヒョン。

しかし、実はその老人は大財閥「ソンヒョングループ」のイ・ギュチョル会長でした。

会長が遺書にダヒョンを相続人として書き換えたところからドタバタ騒動が始まります。

自分の遺産をすべてダヒョンに譲るという、奇妙奇天烈な内容に孫のイ・ジェイン(ハ・ソクジン)は怒り心頭です。

実は会長はジェインに手を焼いていて、ダヒョンという平凡ですが優しくても一本通っている女性を選び、彼女によるジェインの傲慢で依怙地な今の性格を経営者に相応しい性格に変えようと目論んでいました。

ジェインが会長の財産を相続するためにはダヒョンと結婚することが遺言書の最後にしたためられていたのです。

何も知らず普段通りにしているダヒョンの働いている小学校に、息巻いてへ友人であり弁護士でもあるパク・ヒョンジュン(キム・ソニョク)と一緒にジェインは乗り込みます。

自分の祖父を誑し込んだのはどんな女狐か疑いつつも、平凡な小学校の教師として現れたダヒョンに様々な罵りを投げつけますが、事態が飲み込めないながらもダヒョンも黙ってはいません。

「弁護士が一緒にやってきたのは、あなたのその性格の悪さのせいよ」

とまで痛いところをつかれてしまいます。

会長に報告した結果、揉めに揉めたものの、ジェインは彼女と半年付き合えば遺言書を書き直すという約束をとりつけます。

出会いから99%つきあうことがないと心に誓った2人ですが、契約恋愛という6ヶ月限定の条件のためにジェインは無理やり彼女とつきあうことにします。

 

ダヒョンの望みを叶えるジェイン

http://tenasia.hankyung.com/archives/1031336より引用

平凡な小学校教師のダヒョンですが、実はこれから売り出す歌手のジス(ペク・スンホン)の大ファンであり、ファンクラブ会長でもあります。

ジスはダヒョンの教え子でもあり、進学を目指すジスの勉強を見てあげています。

しかし、ビジュアル的には完璧なジスには事務所に問題があり、なかなか上手く売り出してもらえずにいて、契約内容さえも怪しい事務所にダヒョンはやきもきしています。

そんな時その気のなかったジェインから期限付きの契約恋愛を迫られますが、契約でも嫌なものは嫌とダヒョンは突き撥ねます。

しかし、契約恋愛するならと冗談で約束した条件をジェインは金にモノをいわせてものの見事に翌日すべて実行に移します。

図書室を電子化し、新しい書籍を入れ、ダヒョンの担当するダンス部には壁一面の大きな鏡を設営します。

ジスも弁護士を仲介して事務所との交渉に入ります。

ダヒョンの希望をすべて叶えたジェインには従うしかありません。

こうして、ダヒョンとジェインの距離は近付いて行きます。

 

契約恋愛はビジネス?!

https://m.blog.naver.com/より引用

ジェインの提案するデートはいつも仕事の用事も兼ねています。

普通のデートではないとは全く気付いていないジェインは、ダヒョンに呆れられているのさえわかりません。

そんな中でも別れ際にダヒョンに大胆に迫るジェインは笑えます。

スキンシップ禁止とダヒョンに言われるほどの迫りようが、99%無理な恋愛とはどこかかけ離れていますが、愛くるしい子犬のようなハ・ソクジンならではの演技だからこそですね。

隙あらばキスしたり、彼女の家へ泊まろうとしたりして、恋愛初期の普通のカップルにしか見えません。

こんな彼が会社では誰もから恐れられている癇癪という爆弾持ちのジェインというのが信じられない程、ダヒョンの前ではただの甘えたがりのツンデレ男になってしまいます。

 

ジェインの欲望が止まらない

https://www.youtube.com/watch?v=g-VRLf8dGeIより引用

気付けばダヒョンに夢中になってしまっていたジェインは、ダヒョンが友達や母親から「ダダ」という愛称で呼ばれているのを知り、自分もダダと呼びたがります。

ダヒョンの好きな歌手・ジスにも嫉妬心剥き出しで、友人のヒョンジン(イム・ドユン)の兄ソンウ(チェ・ソンジェ)にも嫉妬してオッパ(お兄さん)と呼ばさずにアジョッシ(おじさん)と呼ぶように強制させようとします。

とうとう自分以外の男性には会うなと、契約恋愛であるにもかかわらず、嫉妬の塊にエスカレートしていきます。

ダサい服のセンスと言われたのを影から聞いていたダヒョンが友人の店で流行の色気たっぷりの露出の多い服を選んでいくと、自分の上着を着せて他の人に見られないようにしたりとか・・

初めてデートする少年のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=Ot6Ded90YdQより引用

自分は隙があればダヒョンにキスをして、にこにこしていたり可愛い面が止まりません。

30代半ばでここまでオレ様から可愛くなれるハ・ソクジンにびっくりします。

役柄では32歳なのに、20代後半にしか見えません!!

これは女性の心を掴みます。

三部作で他の二作はソンフンが主人公でしたが、ソンフンの持つカッコよさとはベクトルが全く違って、ハ・ソクジンの方は可愛さが溢れていて、この作品でハ・ソクジンの虜になった女性も多いのではないでしょうか?!

 

『1%の奇跡~運命を変える恋~』キャスト相関図

 

『1%の奇跡~運命を変える恋~』感想

https://gaming.youtube.com/channel/UCZ6H_ykoEqNmtXMGzlMBR5wより引用

3部作とはいえ、このドラマだけ主人公の男性が違うので他の2作品とは別のような感覚になりましたが、ストーリーの流れは女性の職業が違うだけでほぼ同じです。

オレ様御曹司なのですが、この作品だけハ・ソクジンなので新鮮味があります。

また、最初ヒロインを演じるの名前でてっきり『赤と黒』でゴヌクを殺した妹役が出るから嫌だなぁと思っていたら、顔が違うし整形にしては別人だし、声も違うと思っていたら別人でした(笑)。

チョン・ソミンは2人いて、この作品の彼女は소민と書いて1986年生まれ、『赤と黒』は소민と書いて1989年生まれで、チョンの表記が違いました。

後者の方が人気作出演で多く知られていて、彼氏の話題もあったので有名になっているのでこの作品のチョン・ソミンには残念ですが・・。

残念ながら、どうしても私は前作と比べてしまって1%の意味がどうしてもリメイク版には見出せませんでした。

恋愛話に力が入りすぎて、前作の良さが見出せず、全然リメイクではないし、物語の奥行きが浅く感じてしまいました。

でも、別の作品として気楽に見るラブコメとしては面白いと感じられるように仕上がっていて、嫌いではありません。

前作を知らない方には最初から最後まで楽しめる作品だと思います。

 

空き巣事件発生!!

https://www.nemopan.com/pan_issue/10504643より引用.

1人暮らしのダヒョンの近所では空き巣の被害が出ているようで、常に気を付けるようにしていましたが、ある日部屋のドアの鍵が開いていることにジェインが気付きます。

慌てて2人で部屋に入ると、そこは机や引き出しが出されて、中の物が散乱した無残な状況になっています。

ジェインは怒りつつも、ダヒョンがいない時に入ったから良かったと安堵します。

もし、部屋に彼女がいたなら今頃どうなっていたかとぞっとします。

今晩はここでは過ごせないと判断したジェインはダヒョンを自分の家に泊まらせることにします。

その夜、ダヒョンは彼の家でおとなしく過ごすと思いきや、冷蔵庫に入っていたお酒に手を出して酔ってしまい、ジェインに「私あなたのことが好きみたい♡」と酔った勢いで本心を吐露してしまいます。

翌日目が覚めて記憶がないととぼけるダヒョンに、内心とろけるような想いのジェインは観ていてこちらまでにやけてきます。

2人の距離が更に近付いて、空き巣様様ですね。

しかし、実はこの空き巣は普通の空き巣とは違っていたようで・・。

ダヒョンは鍵の修理と防犯設備の工事が終わるまでジェインの部屋で暮らすようになります。

実は、彼女の住んでいる建物自体をジェインが買い取ってしまい、自分が好きなように防犯をカスタマイズしていたのです!!

 

四角関係勃発とダヒョン失踪

http://romanticsbedroomzideas.ga/wuwiz/one-percent-of-anything-episode-1-2218.phpより引用

ジェインには3年前に結婚をしなかったハンジュ財閥令嬢の元婚約者ジュヒ(ソ・ウンチェ)がいましたが、ダヒョンを好きになった彼の目の前に今頃現れて復縁を迫ります。

一方ダヒョンにも遺言書の内容を知ったジェインのいとこのテハ(キム・ヒョンミン)が現れて自分が財産を相続しようと近付きます。

複雑な四角関係が生まれますが、ジェインとダヒョンは相思相愛で邪魔することなど不可能です。

そこでジュヒは自分からメディアに自分とジェインの結婚話を流して世間を驚かせますが、一番驚いたのはジェインとダヒョンです。

ジェインはジュヒとは結婚しないことを公表しようとパーティーにダヒョンを連れて参加します。

しかし、そこでダヒョンを待っていたのは、自分の知らない財閥たちの世界でした。

もともと親にも財閥との交際を反対され、実家の薬局のために漢方医と毎週のようにお見合いをしていたダヒョンですから、親の言うことの正しさを理解します。

━━私の住む世界とは違う、と。

そんな思いに打ちひしがれているダヒョンに災難が襲います。

ジェインの心をどうしても手に入れたいジュヒの策略により、誘拐されてしまったのです。

ジェインはダヒョンの失踪に我を忘れててんてこ舞いして、普段の自分からは見られない程のパニックになりますが、それだけダヒョンが好きだということなんです。

ダヒョンの空き巣事件もこのための伏線の罠でした。

https://www.youtube.com/watch?v=Gd695RetjGUより引用

無事に何事もなく帰ってきたダヒョンですが、どうしても"誘拐"というトラウマから抜け出せず・・・。

またジェインがダヒョンを自分の家に連れて行き、今度は自分は経営するホテルに泊まると出ていくも、たまたま家に立ち寄った時に風呂上がりのダヒョンの姿を見てしまいます。

その濡れ髪姿にはジェインも心の悪魔の(いや、本心と本能です)誘惑に負けてしまいジェインはホテルにはいかずそのままダヒョンに口づけし・・。

しかし、契約恋愛の6ヶ月の終了はすぐそこに来ています。

長いようで2人にはあっという間の半年でした。

ここまで愛し合った2人はどうなってしまうのでしょうか?!

 

最期はやっぱりハッピーエンド♡

http://www.k-corner.com/2016/11/ending-something-about-1-percent-2016.htmlより引用

契約も終わり、2人はまたそれぞれ別の道を歩き出します。

ホテル経営者として手腕を振るうジェインと、教師をしながらも週末にはお見合いを繰り返すダヒョン。

しかし、必然的な運命に導かれ、お見合い中のダヒョンを見つけて気持の整理が付けられないジェインは行動に出ます。

ダヒョンと結婚したい旨を祖父の会長に話し、会長は2人の結婚を認め、財産はダヒョンに贈与するのは辞めて寄付することを誓います。

確実にジェインはダヒョンと恋愛した半年で成長していたのです。

もともと複雑な事情だったジェイン。

今の母親は義母で、本当の母親はカナダで外国人男性と結婚して子どまでもうけていて、幼いながらも家庭の愛情を知らず、初めて甘えさせてくれたのはダヒョンで、愛情が何なのかもを教えてくれたのはダヒョンでした。

彼は幼い心のままで凍てついていただけの愛情を知らない、子供の考えしか持てなかったのではないでしょうか?!

だから社員には癇癪という爆弾を投げつけ、愛情を知らなかったからこそ人の気持ちや心がわからず、傍若無人に振る舞えていたのではないでしょうか?!

会長の読みは当たり、ジェインはダヒョンによって愛情を知り、大人の(それもイイ)男へと確実に進化しました。

ジェインの真心もダヒョンの親に受け入れられ、2人は幸せに結婚することができます。

わがまま放題のオレ様御曹司の男性がここまで変わるなんて、愛情とは魔法のようですね。

愛があるから、この2人はこれからも大丈夫です。

ジェインかが間違った考えをすれば、そこはダヒョンが聡明さでこっそり上手く訂正してくれるでしょう。

そして、今からも教師を続けていくというダヒョンにはきっと教師が転職なんでしょうね(とはいえ、学校の先生なのに休みが多すぎて現実味が乏しいですが)。

できれば三部作である『高潔な君』『1%の奇跡』『じれったいロマンス』の三部作を観て、胸ときめかせてください。

それなら、リメイクとは思いませんから。


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