2017年10月、SUPERJUNIORのメンバー、シウォンの愛犬が隣人に噛みつき怪我をさせ、その後死亡するという事件がありました。
韓国内でも衝撃を持って伝えられたこの事件、一体何があったのでしょうか?
その真相を調べてみました。
ファンにも愛されているシウォンの愛犬・バグジー
今回の事件を起こしてしまったのはシウォンの家族が飼っている愛犬のフレンチブルドッグでした。
名前はバグジー。
シウォンもとても可愛がっていて、SNSにはバグジーの写真が度々アップされていたり、可愛いイラストのグッズが作られたりと、ファンの間でも有名です。
シウォンが溺愛するバグジーですが、以前リーダーのイトゥクに噛み付いたことがあったそうで、「ちゃんとしつけしろ!」と冗談めかして言われることもありました。
シウォン自身も噛まれて怪我をしたこともあったと後に明かしています。
隣人に噛みついた時の状況は?
この事件は2017年9月30日、シウォンが暮らす狎鴎亭にあるマンションのエレベーターで起きました。
被害にあったのは、韓国の政界や財界の御用達有名レストラン「韓一館」の代表キムさんでした。
エレベーターに乗っていたキムさんの足に、シウォンの愛犬・バグジーが噛み付いたそうです。
すぐに取り押さえたようですが、この時、リードをつけておらず放し飼いの状態だったということです。
以前からバグジーは人を噛んでしまうことがあったようで、噛むことがないようにしつけを徹底していたそうですが、また起こってしまったということですね。
噛まれたキムさんは病院に救急搬送され、治療を受けていたそうです。
噛み付いて怪我をしたその後は?
キムさんは病院に搬送され治療を受けていましたが、事件の日から6日後、敗血症のため亡くなりました。
韓国の有名レストランの代表ということもあり、このニュースは大きく報道されました。
噛んだ犬が人気アイドルの愛犬だったということも注目され、日本でも報道されるほどの事態に。
韓国では犬にリードはおろか、首輪すら付けていなかったということが、かなり批判の対象になったようです。
飼い犬の管理ができていないと、大きくバッシングを受けることに。
シウォン本人や家族はSNSで、被害者への哀悼と謝罪のコメントを発表しましたが、それを受けてもなお、批判は止むことはありませんでした。
遺族との和解は?シウォンの活動にも影響が
韓国内ではシウォンの家族が、被害者がなくなった日に、愛犬の誕生日パーティーをしていたことなどを含め、シウォンや家族へのバッシングが後を断ちませんでした。
そんな中遺族は、シウォンや家族から丁重に謝罪があったこと、亡くなった被害者とシウォンの家族との関係性や、お互いの家族の今後の人生を考え、訴訟を起こすなどの考えはなく、和解しているとコメントを出しました。
それでも治まらないのが世論ですよね。
この事件があった翌月に新曲でカムバックを予定していたSUPER JUNIOR。
シウォンは除隊後初のグループ活動ということもあり、ファンも楽しみにしていましたが、この事態を受け、急遽カムバックの活動への不参加を発表しました。
また、同時期に行われた日本でのファンミーティングにも、残念ながら不参加になってしまいました。
さらにはその頃シウォンが出演していたドラマも降板しろとバッシングがありました。
予想以上に事態が大きくなってしまったようにも思いますが、シウォンはしばらく活動自粛となってしまいました。
ペットを飼うことの責任を改めて考える機会に
今回の事件は加害者と被害者がアイドルと著名人ということもあり、とても大きな話題となりましたが、館国内では、犬が起こした事故は、結局のところ飼い主に責任があるということが報じられました。
ファンにもお馴染みのバグジーが起こした事故だけに驚きましたが、きちんとしつけをして、バグジーがいい子になっていることを願います。
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